私の場合、なんというか、「皮膚が薄い」んですよね。
生物学的・医学的には「そんなことはないです」と言われてしまうのかも知れませんが、どうにも「皮膚が薄め」だという自覚がある。
それはどんな時か。
やっぱり「シェービング時」です。
多くの男性が、毎日、剃ってるんですよ。
どうやって剃るか、いつ剃るか、には差異はあるでしょうが、毎日、どこかへ出勤しているタイプのお仕事をされていてその上「ヒゲは汚らしいのでNG」という常識のある業務の方は、毎日剃っています。
剃ってこなかったら「ナニ無精ヒゲ生やして仕事してんだてめえ」と、上司に怒られてしまいます。
その点、「そういう仕事」ではない仕事の人、外見やスタイルに寛容な職場の人は、最近ヒゲを生やしている人、多いですよね。
さすがに昔の漫画の喫茶店のマスターみたいなヒゲとか昔の中国風ナマズヒゲを生やしている人は日本人には少ないですけれど、イスラム圏(特にサウジとかイランとか)では男性はたいていそういうヒゲを生やしていて、それが政治的な立場を示していた時もあったそうですから、男性=ヒゲの「剃らないと不潔・無精」というイメージは、万国共通とか全時代共通、ではない。「生やした方が清潔」ってことはないだろうけど。
だけどヒゲを「剃る」にせよ「伸ばす」にせよ、男性はヒゲを、「社会的なシンボル」として利用している(されている?)とも言えそうです。
だいたい、「毛を剃る」というのは、やっぱり毛穴周辺の「皮膚を削る」ことと同義だったりしますから、皮膚が強くないとツラい。口髭を残してアゴを毎日剃る、というような文化圏、宗教観でなくてよかったなぁ、と「皮膚薄族」の私は思うのであります。
いわゆるT字カミソリ。
かなり改良されていってますよね。
例えばこれ。ジレット プログライド。
Amazonで809円です。
5枚刃。
なんと「摩擦軽減モーター」までついてる。
水場で剃ることが多いと思うんです、これ。洗面所とか。
急に歩きながら駅までの道のりでスタスタジョリジョリってやる人いないと思うんで、水もかかるし、やっぱり刃はすぐに劣化していきます。
替え刃、10個で…
どれくらいの交換インターバルなのか…つまりどれくらいで替え刃って交換が必要なんでしょうか。
本体が800円で替え刃10個で4,000円???
これ、「ケータイ本体1円で通信料を」とか「プリンター本体格安でインクめちゃ高い」とかと同じ、一部で「悪魔のビジネスモデル」と言われてるやつなんですよね。替え刃を買わないと、いくら本体だけ保持してても使えませんから。プリンターも同じですよね。
結局「高い本体&安いカートリッジ」を売るか、「安い本体&高いカートリッジ」、どちらが売れた方が儲かるのか…という判断なのでしょう。スマホゲームの多くが「無料」なのも、奥へ進めば怒涛の課金が待っている…みたいなビジネスモデルだから、です。
※追記
カミソリのサブスク、ありましたね…
だけど、私には無理。
無理なんです。T
字カミソリで、例えばしっかり蒸しタオルで蒸して、専用の泡フォームをたっぷりつけて、ゆーっくり丁寧に剃っても、皮膚が破れるんです。
血が出ます。
恐縮なんですがプロの手にかかってもそれは同じで、理容店へ今まで、子供の頃から何度も何度も行きまして、「剃らなくていいです」と言い忘れ、シャカシャカシャカとフォームの泡立てが始まって「あっ…まずいなぁ…」と思いながらもプロ用の、すごい1枚刃のカミソリ登場、ひと通り終わった頃には顔の南半球血だらけ…なんてこと、もう20回では済まない回数、なのです。
さすがに8割の毛穴くらいから血が出てると経験豊富なプロフェッショナルたる散髪屋のおっさんもそこそこに引くらしく、帰りには少し怒った顔で頭皮を洗うブラシみたいなのとか整髪料を一つサッとお土産にくれたりします。あれは暗に「すまなかった。と言うよりヨソで言うなよ」という意味だったと解釈していますが、とにかく「手で剃るのは無理」だというのが、この地球での私のスタンスなのです。
なので、電気シェーバーに頼ります。
電気シェーバーだと、血は出ないです。
誰かとしゃべりながらウカツに執拗に同じところを往復させすぎると血は出ますが、まぁ大丈夫。
でも、「安物」「低価格帯」のモノでは、やっぱりダメです。
ほんと、「あんまり生えないタイプの人」がとても羨ましい。
本人はそう言われても「まぁ、そうですねえ…」としか言いようがないだろうけれど。
電気シェーバーも、ほんとピンからキリまであります。
こういうのって、モノ自体は、ぜんぜん悪くないんですよ。
めちゃくしゃ高機能です。
旅行用とか、重宝している人はたくさんおられます。
ただし私にとっては、これは「単なる刃物」でしかありません。
今回、私が買い換えましたのがこれです。ES-CLV9C。
周りの男性に聞いてみてください。
そして男性たちよ。
えええええええそんなに高いやつううううう!!!???
とか思ったらならば、あなたは「皮膚が強い」んです。
実はもっと高いのはあります。
いやぁ、もう「剃ったヒゲがどこかで買い取ってもらえる」とかでないと割りに合わない、というくらいの値段、しますよね。
候補として電気シェーバーは、だいたい3社にいつも、絞られます。
・フィリップス
・ブラウン
・ラムダッシュ(パナソニック)
やっぱり買う前には、そこそこ良い値段の買い物ですから、使用レビューとかも見ます。
皮膚の薄さが同等、の人の存在が身近ではないもので、だけど集めた情報の中から「自分にはラムダッシュ(パナソニック)なのではないか」という解を、以前に見つけ出しています。
もちろん、昔はフィリップスも、ブラウンも使ってた時はありました。
ES-CLV9C。
とにかく快適です。
肌への当たりが、とても柔らかい。
ひんやり冷たいステンレスで肌を撫でているような感じ。
もちろん「ジョリジョリ」はありますが、引っ張られる感じがない、つまり痛さがない。
ヘッドが以前のと比べて大きいので、「当たってる面積」も広い。ちょっと鼻の下はヘッドが狭そうになってしまいますが、綺麗に剃れます。
アゴの下、首のところ。なんでこんなとこに生えるんですかね…この辺りも、ヘッドがクネクネ動いてくれるので、骨の形、皮膚の起伏に合わせてぴったり追いかけてくれてるようです。そして音が静か。
ああすごい。5枚刃。お前を大事にしたい。
そうだ、「プレシェーブローション」も必須だった。
ご存知の方ははご存知でしょうけれど、この「プレシェーブローション」て、2種類しかないんですよ、この世に。
これか…
これしかない。
「ジェル」はいろいろあるんです。
だけどジェルは、T字で豪快に剃れる人にしか使えない。
…と思って探してみたら。こんなの出てた。
なに?この値段??
永久に剃毛から逃れる。
毎日剃ってる男性方、確かに「永久脱毛」という選択肢、マジであると思います。
だけど変な話、「ヒゲが素敵」と強く思ってる女性も、いるという話は、実在します(要出典)。
考えてみると、アゴとかにヒゲは、男性にしか生えないわけですよね。
つまり、「男性のヒゲ、素敵!」と思えるのは、「女性だけ」なんですよ。
厳密に言えば、「女性性」が惹かれるのが、ヒゲという「男性性」だということですね。
そう考えると(何を考えてるのさ)、ヒゲは、もしかすると男性の魅力の一つ。
女性を惹きつけるパーツの一つ、と言えるのかもしれない(汚らしい無精髭を好きな女性には会ったことはない)。
それを、モテるアイテムを、永久脱毛で、貴方は自ら、捨てるのですかッッ!!??
いや…どうだろう…。
費用について。
ちょっと気になったので考えてみました。
いわゆるヒゲの「永久脱毛」。
鼻下、アゴ、アゴ下。
1回3,300円だそうです。
何回通うんだろう。
↓
■永久脱毛の場合。
エルセーヌ。
・初期費用:36,300円~
・次に剃るまでのインターバル:なし
・追加費用:濃さによる
■電気シェーバーの場合。
私、ラムダッシュES-CLV9C。
・初期費用:30,000円くらい
・次に剃るまでのインターバル:1日〜3日
・追加費用:替え刃(13,000円くらい)
・刃の交換まで:1年くらい?
■T字カミソリの場合。
ジレット プログライド。
・初期費用:809円
・次に剃るまでのインターバル:1日
・追加費用:替え刃(4,000円くらい)
・刃の交換まで:二週間くらい?
費用対効果、コスパでいくと「永久脱毛」っていう答えが出てしまいそうですが。
こういうのもあるのか…980円(2回目以降は6,000円?)
いや、これはT字カミソリの人用だな…。
↓
さて、貴方は、どう、しますか、ねえ…。
私は、ES-CLV9Cです。