「プレデター」
「プレデター2」
「プレデターズ」
を観ました。
現在、「エイリアンVS.プレデター」の途中まで観てます。
第2作目、「ハリウッドのいかりや長介」ことダニー・グローバー(そう勝手に私が呼んでるだけです)が、地球に降りているプレデターの宇宙船の中へ入っていきました。
なかなか呪術的な船内。
機器が無い。
で、戦利品というか、いろんな星系の生き物の、頭蓋骨が壁にコレクションしてありました。
その中に、あの「エイリアン」と思しき頭蓋骨があって、まず「あいつ(エイリアン)ってああいう骨格なの?」と驚きましたが、あの強そうだったエイリアンが、プレデターに「狩られる側」だったとは…という衝撃ですよね。いかにプレデ兄さんの個体の戦闘力が高いか、という。
なので、地球以外の場所ではすでに、エイリアンとプレデターの確執というか対決はあった、ということが判明していました。何千年も続いているのか…。
ならばすぐに「エイリアンVS.プレデター」を…ということになりそうだったわけなんですけど、「2」から14年後に公開になったようです。
私も勘違いして、「プレデターズ」を観てしまいましたが時系列としては
「プレデター1」1987年
「プレデター2」1990年
「エイリアンVS.プレデター」2004年
「エイリアンVS.プレデター2」2007年
「プレデターズ」2010年
ということになります。
最初から両者を混ぜる予定なんて無かったはずなんですけど、ここに「エイリアンシリーズ」を入れると…
「エイリアン1」1979年
「エイリアン2」1986年
「プレデター1」1987年
「プレデター2」1990年
「エイリアン3」1992年
「エイリアン4」1997年
「エイリアンVS.プレデター」2004年
「エイリアンVS.プレデター2」2007年
「プレデターズ」2010年
「プロメテウス」2012年
「エイリアン: コヴェナント」2017年
「ザ・プレデター」2018年
ということになりますね。
この並びを見ると1990年の時点で、プレデターの側にはもう狩猟者としての認識があり、2007年で生物としての立ち位置には完全に決着がついた、というような感じなんでしょうか。
までそこまで観てないからわからんけど。
エイリアンは完全に「何考えてるかわからん」怖さだったんですけど、プレデターは、「若干何考えてるかわかる」ヤツなんですよね。人格がある。個体差もある。
それにしてもあいつら、視界が悪いんですけれどw
あんな風にしか裸眼で見えないしマスクのフィルターを通してもあんな風にしか認識できないのに、どうやってあの高度で精緻な器具とか宇宙船とか造れたんだろう…やっぱり謎だ。
「プレデターズ」は、人間が「彼らの狩場」に連れて来られて、ターゲットとして扱われるという「別時空の話」。
だけど、「1」のシュワちゃんの恐怖の体験談は受け継がれていて、「泥で見えにくくする」という経験は活かされます。同じようなことを言うようですけど、プレデター側にはその叡智は受け継がれてないのかよ…と愕然となりますね。
「泥で我々はターゲットの温度を感知できなくなる」ていどのことが、教訓にされていないという。知能が高いにも色々ある、ということなのか。
そして少しだけ腑に落ちないのは、「文化」と言われればそれまでですけど、プレデターたちはなんであんなに「汚い」んでしょうね…。色が見えないからカラフルにする必要までは無いし、人間だってカモフラージュに迷彩服を着たりしますからわかるんですけど、なんだか汚らしい。文明の発達が、地球人の想像通りにはいかない、ということなんだとは思いますけど、最初から「ぶっ殺していい異質な存在」みたいな設定なんですよね。これはエイリアンもそうです。
地球人から見て、エイリアンやプレデターがみんな、綾瀬はるかみたいな見た目にしか見えない…そういう設定なら、戦い方とか扱いとか、もっと違ったものになりそう。そうなると星新一の世界になってくる感じですが、そっちの方が怖いし、その可能性の方が、ほんとにあるような気もする。
本日は以上です。
Huluで観ました。