今年も参拝して参りました。
そんな大げさなことはないですが。
8月15日は、終戦記念日ということで、毎年、注目されると共に、全国から遺族会の皆さんも駆けつける、一大イベントの日となっております。
朝から、こちらも応援で駆けつけたであろう機動隊のバスが、北の丸公園始め、周辺の道路に停車しています。
朝早く行くと、まだ参拝者も報道陣も少ないのでオススメです。
一昨年だったか、早く行き過ぎてまだ開門されておらず、しばらく待ってたこともありました。
靖国神社のあるあたりは、「千代田区九段」というところ。
急に九段から始まるのって不思議ですね。
一〜八段はどこにあるんでしょう。また、十〜それ以降は??
九層の石段が作られた、という江戸以来の理由があるそうです。
その「九」には何らかの(例えば陰陽とか)理由はあったんでしょうけど単純に、八段だったらこの辺は「八段」とか「八段坂」とか呼ばれてたんでしょうね。
それはそれで情緒を感じるような気がするのは、東京だからでしょうw
東京にいる、ということで。
せっかくなのでいつも来る靖国神社。
故郷にいる時は、護国神社に行ったこともないのに、やはりこの日、シンボリックなこの神社に来るというのは、なんだかイベント性を感じてしまっている証拠かもしれません。
アジアの国々が、政府首脳の参拝に強行に反対し、それを受けて取りやめる、みたいな流れから、「靖国問題」などと言われ始めてずいぶん経ちますね。
この場合の「アジアの国々」って、中国と韓国の2国だけですけどw
その影響を受けた左翼の方々は、靖国なんぞは燃やしてしまえと思ってるんでしょうし、右翼の方々は、こここそが防衛すべき国体の表れ、と思ってるんでしょう。
正直言って、両方嫌いです。
左翼の人らは、利用されてるだけです。
今の政府や国の政策に反対したり、デモやったりするのはいいですけど、あれは「ゴネてる」だけですもんね。
代替案というか、じゃあどうするの?という、良い策はないっぽい。
「ママ〜ママ〜」と、安全地帯でスネて泣いているワガママなガキと同じです。
だから、国家とか、アベ政治とか、無くなったら困るのはあの人らなんですよね。
そういう系のジャーナリストも人らにしても批判対象がなくなると困るだろうし。
右翼の人ら、も根は似てますね。
街宣車で勇ましいく特攻服を着てたり、角刈りで体格よく勇ましい風貌だったり。
なんで、国内で、日本人に向けてあんな威圧的なことやってるんだろう。
不思議です。
日本国内で、日本人相手に、軍艦マーチでギャンギャンやっても、あんまり意味ないでしょう。
そりゃ、「国民の意識を変えるのだ!」という意図なのかもしれませんが、あんな勇猛な、野蛮なやり方で、日本人相手に何やってんの、って思います。
内弁慶も甚だしい。
その割に、ミサイルを飛ばしてくる北朝鮮にも、軍船まじりに侵犯してくる中国にも、「右翼団体が殴り込みました」とかいうの、聞いたことない。
勇ましいのは、日本人に対して、だけ。
これも結局、「ママ〜ママ〜」と、安全地帯でスネて泣いているワガママなガキと同じです。
左翼と右翼って、だからやっぱり、似てるんですよ。
「我々の言うことを聞け!!!」ですからね。
「聞け!!」っていうだけで、何も変わらないことを最初から願ってる。
さて。
私はいつも、九段の町中にあるパーキングに停めます。
朝早くいけば、たいてい〜8:00は、¥100/1hなんです。
5分ほど歩くと。
脇の側道に出ます。
そして境内に、横から入り込みます。
こんな看板も。
偉大なるデコッパチ/維新の十傑・大村益次郎の像。
大村益次郎
https://ja.wikipedia.org/wiki/大村益次郎
お昼には、セレモニーが行われるんですね。
第三十回 戦歿者追悼中央国民集会。
これをやってるのに、総理大臣や天皇陛下が参拝できないっていうことを、異常だと思わないのは異常だと思います。
この横断歩道を渡ると、もう本堂は間も無くです。
「下乗」の立て札。
ここまできたら、馬だろうが過誤だろうがUFOだろうが、降りないといけません。
左右には、警官が見守ってます。
ここは潔斎、手を清めましょう。
朝は清々しく、混雑もなく。
開かれた大門。
たぶん家にあったらその大きさに辟易するだろうな、という余計な想像をしてしまうほど、立派な菊の御紋。
そして、お参り。
この日が特殊なのは、参道や大門の周辺に、報道陣や多くの警察官がいることだけではありません。
よーく目を凝らして人々を見ていると、「あなた、なんらかの任務、帯びてますよね??」という方々が、ちらほらおられます。
特徴として。
・すっきりした短髪。
・黒ズボンにワイシャツ。
・イヤホンしてる。
・拝殿の方ではなく、進行方向と逆に注意をしてる。
・油断ない目つき
・緊張感を持ってる
などがあります。
彼らは、国家公安委員会の方なんでしょうか。
実際は、もっとわかりにくく、民衆に紛れ込んでいる係員の方もいるんでしょうね。
そうかと思うと
本殿をバックに、肩組んで自撮り写真を撮ってる不倫カップルも。
終戦記念日に・靖国神社で・朝6時半に。
やっぱり不倫してる人って、相当アホなんですね。
無事、参拝が終わり、ササ〜っと帰って参りました。
広義の、戦死者の遺族である自分にとっては、この日でなくても行く価値のある場所です。
以前は、知り合いなどを呼んで、集合して、参拝後は皇居周辺を歩いたり、クロワッサン食べたりしてましたが、そういうのはもうやめました。
興味が持続し意味を理解している人は勝手に参拝を続けているだろうし、興味を失い無知すぎて意味がわからない人は、それでいいと思うからです。
そして、「無事に今年もお参りできた」ことに感謝に、無事帰宅。
早起きだったので眠いですが、清々しい気分です。
今更ながら、立地は最高ですねw