9月で、パスポート失効しました。
しかし「失効」って、なんにしてもネガティブな言葉のイメージですね。
失効、は、なんにしたってしない方がいい。そんな感じがする。
10年のパスポートを失効したので、今はパスポートなし。
更新に、行きませんでした。
理由。
要らないから。
つい先日まで、10年間、パスポートについて考える機会は、ありませんでした。
海外へ行く機会も、なかったからです。
いえ、海外へ行きたいという気持ちがないわけではありません。
普通の人よりは、かなり少ない気がしますが。
でも、更新しなかったのには、理由があります。
考えてみれば、単純な理由です。
パスポートを持っていたのは、どことなく「急に海外へ行くようなことがあっても、対応できるように」、だったような気がするんです。
なんとなくですけどねw
「おい、お前、パスポート持ってるか?」
「はい、持ってます」
「明後日からニューヨークだ」
「え!急ですねw!」
みたいな。
実際そういうお仕事の人もいるだろうし、遊びでも、誘われ方として「急」なパターンて、あると思うんです。
そこで、考えたわけです。
上に挙げたような「おい、お前」みたいな感じ?
急に海外へ誘われるぜ、みたいな感じ?
うん、絶対に断るから。
「明後日から海外」みたいな急激な予定には、対応したくないので、絶対に断ります。どんなに魅力的な場所であっても、世界遺産であろうとも、「急に海外へ」など、絶対に行きたくありません。どんな権力なんですか、それ。
あらかじめ、しっかりとした計画に基づいて海外へ行く場合、新たにパスポートを取得するだけの時間的余裕、必ずあるはずです。
逆から言うと、新たにパスポート申請をするくらいの時間があるからこそ、海外へ行きたいと思う、ということです。
なぜかなんとなく、黴のようにこびりついていた「急な海外渡航に対応できる!できた方が良い!」という謎の強迫観念。これに気づけただけでも、今回の失効は良かったなと思ってます。
海外へくらい行かなきゃ、とか、パスポートくらい持ってなきゃ、と、失笑される向きもあるかとは思いますが、黙れはげ。
海外へ行きたくなくてパスポートを取らない、というわけではないんです。行く時には当たり前ですけど、申請して、きちんと取ります。
行く予定もないのに「持ってて当たり前」みたいに思い込んでるのはアホくさいなー、と言っているだけです。必要ないのに「持ってる方が偉い」みたいな感覚を押し付けてくる「海外の方がすごい」派の方々は「海外」という言い方じたいがすごくアホっぽいことについて、今度語り合いましょう。私は先に帰ります。
今日は以上です(˙꒫˙`)