実は昨日、9月29日は、私の祖母の誕生日でして、100です。
うそいつわりなく、それを思い出したのはコンビニでこれを見たからなんですけども。
祖母、ね。
100歳ですよ100歳。
満100。
大正6年、だったかな…1917年。
いやぁすごいな。
ウィキペディアを見てみると1917年、まさに歴史の世界。
1月11日 – 第一次世界大戦:駐日英国大使が日本艦隊の欧州派遣を本野外相に要請
2月1日 – 第一次大戦: ドイツが無制限潜水艦作戦を宣言
12月6日 – フィンランドがロシアから独立を宣言
志賀直哉『城の崎にて』誕生
1月20日 – 中村歌右衛門 (6代目)、歌舞伎役者
2月11日 – シドニィ・シェルダン、脚本家・小説家死去
9月27日 – エドガー・ドガ、画家
ドガがまだ生きてた(2日前まで)!!
夏目漱石の没年は1916年ですから、そういう時代です。
祖母はね、もう、まともにお話ができる状態ではないのですが、以前に聞かせてもらった話がありました。
「このあたりで昔、競馬をやってた。そこへ歩いて、券を売る仕事をみんなでしに来てた」
「どれくらい前?」
「70年前」
ナナナ70年前!!!!
20年前に〜とか、まぁ30年前、とかが我々の会話に出てくる頻度の高い年数、じゃないですか。
70年前。
想像がなかなか難しいなぁ、と思ったことを思い出します。
古い記憶はまだまだ埋まってるんでしょうけど、それを、例えば時系列をしっかりと、教えてもらうことって、できないんです、もう。
そう思うと、まだハキハキとしているじっちゃんばっちゃんが近くにいる人は、昔の話、無理矢理にでも聞き出しておいた方がいいぞ!!
やっぱりその「70年前の話」はインパクトあって、今でもたまに、「こんな感じだったのだろうか…」とか、モノクロで想像することがあります。
そういうの大事ね。
ヨガやってないんで125までは生きられないとは思いますが、昨日が祖母。んで今日が私。
一緒にお祝いを(なんせ100ですから)の予定だったんですが、今日はちょっと…なんせホラー投稿を紙芝居方式でレンタル君が紹介するやつがあるんで…
もはや自分にとって誕生日は、「めでたい」とか「ハッピー」という範疇を超えているので、メッセージもらったりしたら「ありがとうございます!!」なんですけど、どうも静謐というか、ふんふんふん…と静かに過ぎていくただの日常、なんですよね…区切りでもなんでもないし。
そういう感じです。