前に書いた記事がこれ。
2回、3回どころかこの先、忘備を兼ねて何回も書くことになることとは思いますが。
「なんで太るか」というと、「糖質」のせいだということ。
太る原因は、「糖質」のみだということ。
糖質を含む食べ物といえば、
白米
コムギ
でんぷん
砂糖
が有名。
つまり
「白いご飯」
「パン」
「うどん」
「ラーメン」
「パスタ」
「ピザ」
「イモ類
「お菓子」
「果物」
「ジュース」
「酒」
などは、ほとんどがアウトw
中には、酒でも泡盛やウイスキーなど、大丈夫なものもありますし、アボガドは大丈夫。
でも、ほとんどアウトです。
スイーツとか、シロップのかかったパンケーキとか、ぜんぜんアウトな訳です。
こういうことを書くことは、世の中の流れに逆らうことになります。単純に、例えば「スポーツドリンクや美味しい食事に反対している？」という反応をされてしまうこともあります。
いえ、それらが「美味い」ことに変わりはありませんし、その物じたいの撲滅を願っている訳でもありません。
栄養としての真実はこちらにある、というだけです。
残念ながら、上の食品の列を見て「食べるもんあらへんがな」と思った人は、「すでに中毒」であり、本気で「科学的な理屈を理解」しないと、糖尿病になります。
中毒とはどういうことでしょう。
タバコを吸いたいか？と言われたら、私は今、吸いたくありません。
吸えますが、ふだん吸わないので、今、吸いたくない。
「吸いたいな」と思う人は、おそらくいつも吸ってる人でしょう。
「今吸いたい」と思うのは、「いつも吸ってるけど今吸ってないから」です。
その「吸いたくてたまらん」気持ちは、「いつも吸う」ことから来ている。
しかも、体に悪いと知っているのに、です。
害があるのを知りつつ利用し続けること、これを「中毒」と言い、その成分のせいでそうなっている状態を「依存」と呼んでいいでしょう。
いつも利用→中毒になる→イライラする→体が欲する→また利用→イライラ解消→吸わないとイライラする→以下ループ
これですよね。
タバコを吸わないと、イライラする。
吸うとリラックスして「ここで一服」なんていう心境になりますが、その「リラックスして解消すべきイライラ」は、タバコを吸うことで起こってるんです。
つまり、消防署員が民家に火をつけて回っている状態。
いわゆる「マッチポンプ」ですね。
これと全く同じなのです、「糖質」ってやつは。
共通点は…
・当たり前のように常習する
・ないとイライラする
・実はなくても困らない
などでしょうか。
私も最初は「糖質」というくらいだから甘いんだろう、くらいに思っていました。
甘いものが糖質というものなのだろう、と。
違いました。
糖質は、甘くない。
もちろん、砂糖はわかります。
でもご飯も、パンも、「甘味」とは表現されますが、甘い食品としては流通してませんよね。
これが、落とし穴だったのですアナ恐ろしや。
砂糖も、白米も、小麦も、体内でブドウ糖に変わることは全く同じ。
体の外での形態が違うだけで、同じものになります。
つまり、どれもこれも「のど元過ぎれば砂糖と同じ」。
有名な計算ですが、お茶碗に、ご飯一杯で150g。
これはだいたい「0.4合」だそうで、食堂などでは「中盛り」にあたる量です。
ここに含まれる「糖質」は、55g。
55gは、角砂糖に換算して、驚愕の14個。
これ、パチンコ玉に換算するのとはわけが違います。
パチンコ玉は1個約5.5gで、言ってみればお茶碗一杯のご飯はパチンコ玉10個。
いやいや、パチンコ玉は、食べませんからねww
白ご飯を食べることと、角砂糖を食べることは「イコール」です。
中盛りで済ませず、「ご飯、お代わり！」とか「大盛りで！」という風に食べると、さらに大量の角砂糖を食べているのと同じです。
ここで、「角砂糖は食べられないけど白米は食べられるから」という抗弁をするとバカがバレるので静かにしましょう。
毎食、角砂糖14個以上、食べられます？
しかも1日3食、ですよ。
これをやっているのが、我々なのです。
これを知ってしまったら、白米に躊躇するのが冷静な人間というものではないでしょうか。
そして思いを馳せるのは
「そんなに、そんなに影響のあるものなのに、この常識っぷりはなんだ？」
「こんなに、こんなに体に悪いのに、それらが主食なのはなぜだ？」
というところです。
ここに疑問を持たず、「常識なんだから正しいんだろう」とだけ思ってしまうとしたら、あなたはもはや万物の霊長と威張っていられるでしょうか。
そのあたりもこの先オイオイ、書いてゆきたいと思っております。
まずは、「主食は実は病気の元だった」ということ、これは科学的根拠のある真実ですので、ぜひ覚えておいてください。
覚えておくだけでけっこうです。
痩せたいなら、インテリジェンス側から攻めていきましょう。
魚が欲しいとおっしゃる方がいたら、私は魚をあげるのではなく、釣り方を教える男です。
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