鎌倉殿の13人

伊豆の国は武士の国だから安心

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2023年1月15日をもって、大河ドラマ館は閉館。

ここのことだ。

鎌倉殿の13人 伊豆の国 大河ドラマ館

すでに2023年の大河ドラマが始まっているので、すでに「そもそも鎌倉時代にそんなの興味ない人をも惹きつける大河ドラマあってこその吸引力」が消失しているわけだが、かといって静岡はバリバリに徳川家康ゆかりの地でもあるわけだから(前半は西部、後半は東部)、地元の人にとってはまだまだ商魂燃ゆる時期が続く。「どうする家康」の大河ドラマ館は静岡市、岡崎市、浜松市に設置されている(岡崎市は愛知県)。

『鎌倉殿の13人』の大河ドラマ館はここともう一つ、鶴岡八幡宮の境内にあった(2023年1月9日に閉館)。

鎌倉と伊豆。
北条氏ゆかりの地、そして鎌倉幕府ゆかりの場所と言えばこの2か所がとうぜん筆頭で、その他に挙げるとしたらどこだろう。承久の乱ということで言えば京都か。富士川合戦・石橋山合戦と言えば小田原とか熱海あたり静岡か。奥州合戦ということで言えば平泉などもそうかも知れない。源平合戦のクライマックスと言えば屋島・壇之浦などもそうだったろう。だけど北条ヨシトキが主役の大河ドラマだと、やはり西日本ではインパクトが薄そう。というか西日本の人、あんまり観てなさそう(偏見)。

北条ヨシトキが築いた鎌倉幕府150年の礎、そして北条氏隆興のきっかけ。
大河ドラマでは本拠地・伊豆で本格的なセットが組まれてロケが行われたとか。それが可能だったのは、幸いにも北条の地が近代化の波に乗って発展せず、昔のままの地形や風景を残していたからだ。「田舎のままだった」という皮肉さ。

だからこそ「おそらく北条氏が源頼朝の味方になってうって出るまでは(うって出た後も)、こんな明るさで、こんな風が吹いていたんだろうなぁ、と思わせてくれるのんびりとした田園風景が広がる。はっきり言って田舎だ。運転が下手な人は側溝にハマる。

大河ドラマ館

牧歌的な空気に満ちた韮山(にらやま)。
少し行けば、韮山反射炉がある。

大河ドラマ館はあくまで「鎌倉時代館」ではなく「大河ドラマ館」なので、大河ドラマ好きが率先して訪れ欣喜雀躍する施設である。よって俳優さんの等身大パネルやドラマで使用された衣装などが陳列されているが、それは研究結果を経て鎌倉時代を模して作られたものでかなり精巧で素晴らしいものだが、様子を見ていると来場者は俳優さんのサイン色紙やメッセージ動画などをものすごく熱心に観察していた。

「パネルと写真を撮る」という観光地っぽい行為がものすごく推奨されており、「烏帽子をかぶって写真を撮りませんか」とものすごく勧められた。烏帽子をかぶって俳優さんの等身大パネルと並んで写真を撮るとき自分はどんな顔をしていいかわからない、と思い頑として断った。

同じ施設内では小規模ながら「北条義時展」も併設されており、そこには本当に北条氏ゆかりの場所から出土した瓦や食器などが展示されていた。ボランティアと思しきお爺さんが会場内で棒を持って立っていた。

お土産ショップも、グッズで充実していた。
大河ドラマは毎年、終わると火が消えたように関心がなくなるのが通常で、俳優さんも別の大河ドラマで活躍したりするので、いつまでも引きずっていられない(連続では出ないっぽい)。
今現在、たまに大河ドラマの画像やセリフがネット上のネタとして使われるのは「真田丸(2016年)」くらいであろうか。

武士をかたどったもの、既存の商品にシールを貼っただけのもの、ドラマを知らなければ何のことかわからないであろうものなどたくさんあったが、中には地域の方々の手作りのものまであったりして、記念に買おうと思えば全て買い、まぁいいかと思ったら1点も買わない、という両極端な人が多かったのだろうなぁと推察した。それよりも施設内には終始、謎の歌謡曲がかかっており繊細な私の神経は震えた。

限定記念証というのが来場者先着100名に配られていたようだ。
今月(2023年1月)はデザインが「北条義時」に。

近くにある円成寺や守山の展望台へは行けなかったので、次回に譲ることとした。

 







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