「事業活動その他の人の活動に伴って生ずる大気の汚染、水質の汚濁、土壌の汚染、騒音、振動、地盤の沈下、悪臭によって、人の健康または生活環境に係る被害が生ずること」をもって、現在の日本の公害の定義とされる。
明治からの急速な近代工業化、そして戦後の高度成長の中で、社会問題にまで発展した公害事件が数多く発生した。
足尾銅山鉱毒事件や水俣病、四日市ぜんそくなど、全国的に有名になりその後改善されていった例もあるが、現在も過剰な取水による地盤沈下、光害、マイクロプラスチックの問題など、根本的な解決策の見つからない公害は発生し続けている。
※1971年公開の『ゴジラ対ヘドラ』は、ヘドロ公害を題材にした異色の作品である。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得る。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて驚きつつ知り、ああそうなのか〜なんて言いながら、ほんの少しだけメモのように書くことを1年間続ける修行。「ああ、365ページある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。「教養が身につくかどうか」なんてどうでもいいんです。そこに拘ってはいけない、基礎の基礎。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365