哲学者。
彼の教えを受け継ぐ一派は京都学派と呼ばれる。
ヨーロッパ言語を前提とし、キリスト教やユダヤ教の教義を根幹として成立してきた西洋哲学を、日本的知性でいかに理解するかに苦心し、新たな哲学的境地を開いた。
西洋で理解される二項対立的な思考を、体験の瞬間にはまだ主体と客体は未分化であるとし、「一なるもの」の側面を別視点から見ているに過ぎないと看破した。
のちに「絶対矛盾的自己同一」という概念に到達した。
※彼がよく散策した琵琶湖疎水沿いは「哲学の道」と呼ばれ親しまれている。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得る。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて驚きつつ知り、ああそうなのか〜なんて言いながら、ほんの少しだけメモのように書くことを1年間続ける修行。「ああ、365ページある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。「教養が身につくかどうか」なんてどうでもいいんです。そこに拘ってはいけない、基礎の基礎。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365