「ダイエット」してるバカ

よし、考えよう。『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

もう、本を開く前に帯にバッスィーーーンと書かれてしまってるのでw、もう「あ、これはあんまりダメなのかな?」とすぐわかる状態になっています。でも、読まなくてもよい、ということではまったくない。

いわんや

バターコーヒー
グルテンフリー
100%果汁でもジュース
βカロテン
白米

はアウト。
食べると、病気のリスクが高い。

この『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』は、エビデンスベースで考えた場合の、「身体に良いという結果が出ている」食べ物について書かれた本。

「なんでそんなことは言えるんだ!?」には「しかるべき機関で、これこれこういう研究結果が出ているから、だ」という回答が用意されています。「いやぁ、そんなこと言ったってうちのばあちゃんは白米ばっか食って問題なく110歳まで生きたけど?」と言ってくる人に対しても「そういう人が実際にいるということと、研究結果とはバッティングしない」と言うことは、ぜんぜん可能です。

 

それは、信じるに足るものなのか?

だいたい、全人類に数年間〜数十年間のテストを行なうことは絶対に不可能である上に、地域差、時代差というものもあるでしょう。こういう研究は信用に足るものだとは思いますが、例えば「エビデンス」と呼べるに値する研究結果には、大きく分けて2レベルあると書かれています。

①ランダム化比較試験…研究対象となる人を、くじ引きのような方法を用いて2つのグループが全く同じになるように分け、片方のグループだけに健康に良いと思われる食品を摂取してもらい、もう片方のグループには摂取しないでいてもらう方法である。2つのグループはその食品を摂取しているかどうか以外の全ての点においてほぼ同じであると考えられるため、食品の健康に対する効果をきちんと評価することができる。

②観察研究…ある集団における食事に関するデータを集めてきて、特定の食品をたくさん摂取しているグループと、あまり摂取していないグループを見つけて分析する。何年(場合によっては何十年)後かに、この2つのグループのそれぞれで病気になっていたりして死亡していたりする割合を評価する。ある食品をたくさん食べている人は、その他の食事、運動週間、健康に対する意識なども違う可能性があり(多くの研究では統計的な手法を用いてそれら他の要因の影響を取り除いているもの、全て取り除けるわけではない)、本当に食品だけの影響を見ているのか難しいことがあるため、ランダム化比較試験と比べると劣る研究手法であるとされている。

p.35~p.36より

この2つよりも優れた結果が得られて「エビデンス」とされるのが、
「メタアナリシス」という手法であるらしく、これは「複数の研究結果を取りまとめる」という方法なのだそうです。
①と②を比べると①のランダム化比較試験の方が信頼性が高いけど、さらにこのランダム化比較試験を複数取りまとめた「メタアナリシス」が「最強のエビデンス」と呼ばれている、と。

もちろん、いくら多くの研究結果があったからと言って、それぞれの研究がいい加減なものだったり、信用に足るものでない場合はどうしようもないですよね。なんらかの結果へ誘導すべき意図を持った研究なんて、もう星の数ほどある。それは、厚労省とて抗えない政治的産物か…(p.11参照)。

食べ物と健康に関する実験であるがゆえに、それも現代における、社会人に対する試験であるがゆえに「その類いは絶対に食うな、食ったら殺す」とも言えずw、家にいるときにこっそりミレービスケット食うかもしれない(2018年2月〜3月、実に私はミレービスケットをよく食った。みるみる太った。最下段で紹介)。それにただ実験のために生きているわけではない人たちを対象にするのだから、食べ物だけでなく、仕事・恋愛・親類に起こること、などで過度のストレスを受ける可能性だってあります。それで、ならなくてもよい疾患が別の疾患を誘発し、食べ物よりも大きな要因になったりもすることだってあるでしょう。精神的な負担もある。そこへ、遺伝的なものを含む「個人差」を変数として考えると…その辺は「統計的な手法を用いて他の要因の影響を取り除いている」というところなんでしょうけど、「だからって全面的に今日からそのデータには降伏しよう」というエビデンスとなり得るのか…という疑心は、やっぱりあったりはしますよね。

 

じゃあ、何食えばいいの?

あらゆる健康サイト、あふれる健康本に書いてある通りに、「◯◯を食え」「◯◯は食うな」というその文言そのものを、そのまま鵜呑みにして取り入れる、のはやっぱり危険です。

この本によると、体に良いとされるエビデンスがしっかりあるものは以下の5つ。


野菜と果物(ジュースはアウト。ジャガイモは野菜とは見なさない)
茶色い炭水化物
オリーブオイル
ナッツ

健康に関すること、食事に関することを少しでも話すと、人の内容を無視して「じゃあ、何食えばいいの?」と言い出す人が、必ずいます。お前ナニ聞いてんだ??とキレてやってもいいんですがw、そういう人は、情報の更新をするのが苦手なんですね。「俺は◯◯がキライだ」と子供の頃から苦手意識を持っている食べ物があったとして、もう大人になったら、食べられるように自然になっているパターンも多くあるので、食べてみれば美味しい可能性もあるんですよ。でも「俺は◯◯がキライだ」という古い情報に固執して、挑戦とか、更新とか、一切しない。例えるなら「Macはデザインとか、グラフィックが得意。ウィンドウズはビジネス用」という、昔になんとなくあった色分けを、いまだに引きずってたりする。そういう人って、iPhoneとアンドロイドはどうやって頭の中で区分けしてるんだろう。大げさですが、あえて言おう、食べ物の好き嫌いは、『見苦しいキャラ作り』だと。

 

健康と幸福のバランス

いくら食事を完璧にコントロールしても、それに執心するあまり、ギスギスした性格になって他人に攻撃的になってはいけない、と思いますね。一部のヴィーガンと言われる人たちが、自分の食生活を正しいと思いすぎるあまり、肉食の人や狩猟をしている人または食肉業者を差別し糾弾するような発言を軽々にするのを、たまに見かけることがあります。そんな「不幸」な状態になるくらいなら、色々、少しずつ食べればいいじゃないか、と思いますね。

堀江貴文氏の発言から、こういう記事も書かれていました。

ホリエモンの「ヴィーガンは健康に悪い」発言に、文教大准教授「栄養学的根拠ない、思い込み」https://www.inshokuten.com/foodist/article/4805/

ヴィーガンは動物からの搾取をせず、血を流すことを嫌うためどちらかといえば平和主義者が多く、社会的に争いごとのない状態を好むと言われ、一般に「社会的に良好な状態ではない」という指摘は当たらないと考えられる。

とか、そういう話になっていくんですよね。確かに、どんな食生活を送っている人であっても、責めたり悪く言う必要はないと思うんですけど、「間違った方向へミスリードする方が儲かる」という指向性は確かに存在するし、テレビを見ている人らはそれに乗っかる可能性が高い。というか、テレビって、実はそのためにあるんですよwww

台風情報はなんのためにあるのか〜テレビの構造〜

だいたい、なんで動物を殺して食うことが「平和主義」と関係してるんでしょうか。飛躍してませんか。じゃあ、今、肉食関係の仕事についている人、屠畜業者は、残酷で血を見るのが好きな戦闘民族だとでも言うのでしょうか。こんなにナチュラルに差別発言がふつーに飛び出すくらいなら、お前ら野蛮で「社会的に良好な状態ではない」から、もう野菜なんか食うなよ、と言いたくなりますね。

こういう記事って、そもそも「こういう印象を与えたい」という意図を持って書かれてたりするので、

動物性脂肪についても現代人は摂取しすぎで、戦後、食生活の変化により炭水化物の代わりに動物性脂肪をとる傾向が顕著になって、その結果糖尿病が増加した。植物性食品を中心にした方が生活習慣病の発症の可能性が低いのはよく知られた事実だろう。

みたいなことを平気で書いたりします。糖質ではなく動物性脂肪でなぜ、糖尿病が増加するんでしょう?意味不明です。この記事に紹介されている医師がそういう指導を、患者にしてるってこと?そんな責任、このライターさんに取れるんでしょうか…。

でもこの『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』には、バターは体に悪いと書いてあったりします。オリーブオイルの方が良い、と。これも、研究結果から導き出されたエビデンスなので、逆らう術がない。ただ、食物繊維の弊害についてはこの本には1文字も書いていないので、やはり自分で、「良い」と「悪い」のバランスを取って、なんとか寿命まで走り切るしかない。

例えば「できるだけ食べない方が良い!」と言われるお菓子やジュースも、楽しい仲間と集まって談笑する際に、ただのひと口も食べてはいけないのかと言われたら、重篤な内臓疾患を持っていない限りは、お医者も許してくれるでしょう。

そういう、「健康と幸福のバランス」を取れるのは自分自身でしかないし、そのために「あ、これってやめた方がいいのか…」とか「あれ食べた後はなんだか調子がいいぜ」など、自分の体といわば「相談」しながら生きて行く、ということを、繰り返し続けていくしかないと思うんです。

 

「これはダメ」
「あれは良い」

という食品の情報がとにかくどんどん出てくる世の中で、そのわりに「あれは健康に良い」「伝統的な食事に間違いはない」「おふくろの味の否定は許されない」など、絶対固定、と言わんばかりに情報更新されない部分もある。

柔軟に、あ、そうなの?試してみよかしら!?と変化させていくことがすごく大切、だと思います。

私は「肉を食べた方がいいでしょうだってタンパク質なんだから」という、ごく基本的で単純な理由を推しています。そして「白米は、喉元通れば砂糖と同じ」だとも。

ご飯が毒なら本望さッ

 

で、基本的には「健康ですらないくせにダイエットしてるやつはバカ」だと思ってるので(カテゴリ名w)、情報ってだいじ、というより「情報の更新ってだいじ」だなぁ〜と、改めて思う次第です。

 

はい、ラーメン。

 

 

 

 

 

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