家康が「徳川」姓に改めたのは1567年。
彼一人のための改姓だった。
家康の存命中に徳川姓を許されたのは後継者・秀忠ただ一人である。
その後も、将軍家・御三家(尾張・紀州・水戸)、御三卿(田安・一橋・清水)に限られた。
3代目・家光の武断的な政治の揺り返しとして、5代目綱吉の時代には「文治政治」と呼ばれる、儒教道徳に基づいた政策がなされた。
経済の発展とともに徳川時代はピークを迎える。
※明治維新で将軍家は無くなるが、15代目の慶喜は田安徳川家から家達(いえさと)を養子として16代目とし、公爵家として存続した。
(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)
斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得よう。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなのか〜なんて言いながらほんの少しだけ、メモのように書くことを1年間続けます。最低限「365ページある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。いわんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365