もはや田舎体験は、イベントとして関わるよりほか無い状況になっているんですね。
これはもう、嘆かわしいとか情けないとかジジイが言っててもしょうがないレベルです。
日本の農業はある程度守られるべきですが、過剰に守るには意味が低すぎるような気がします。
「最後は農業」というのも理解はできるんですが、「究極的には自給自足できていれば国は守られる」というのは、大きな勘違いだと思うんです。
本当にそれだけで国が守れるのであれば、国際交流など必要がないですし。
貿易を通じて、または国際貢献を通じて、目の前の畑がダメになっても経済的にそれをどこかから運んで来れるようにしておくこと。
友好的であろうが少しそうでなかろうが、いろんな国とのバランスを取りながら、国を運営していくこと。
これが重要なのであって、「うちのクイブチはうちで作れるんで安心!」とかそういうレベルの話じゃあないじゃあないかと。
思い出しました。
子供の頃、少しだけ田植えや稲刈りを手伝っていた頃を。
都会で生まれた子供が、「そんなのやったことない」というのは仕方がないことですよね。
本人を責めても意味がないんです。
ただ、ほんの少しだけだったけど貴重な体験だったなぁと今では思っております。
あの、稲刈りの後に脱穀機から噴射される籾殻の吹雪。
あの、田植えの後の水を汲んで帰ってきてしばらく経つとなぜか湧いてるカブトエビ。
ザリガニやらカエルやらゲンゴロウやらヘビやら、今となっては避けて通りたい小動物を、拾っては投げ拾っては投げ、豪快に君臨していた長靴の中はびっちゃびちゃ。
都会生まれであろうが田舎育ちであろうが、自然の中で遊ぶのは無条件に楽しい。
土まみれになっても、そんな汚れは、実はそんなに汚れではない、みたいな感覚になってくる。
都会のコ洒落た遊びも楽しいんでしょうけれど、牛とかヤギのクッサい中に半日立ってる、というのも、意外に癒しになるんだろうなあ、と思います。
友達と、連れ立っていけばいいんだしね。
そういうマッチングサービスを発見しました。
「TABICA」というらしいです。
旅か?旅なのか?違うのかw?どうなのか??
【TABICAの特徴】
■家族一緒に、農業・収穫体験や陶芸やDIY体験ができる。
■本物の農家さん、職人さんから教えてもらえるので、本物の知識を学ぶ事ができる。
■お子様の教育としてもオススメ!
■1回完結型なので、気軽に参加できる。
■利用者生活者『ar』など、メディア掲載実績有
・ファミリー向け自然体系
・自然体験
・街歩き
・ワークショップ
・寺社・日本文化
の中には、たぶん何か見つけられるでしょう。
それぞれにちゃんとした案内人がいて、たぶん独りで参加しても楽しめるんだろうな、と思わせていて。
開催日 x 地域 x 目的、で検索するだけでもちょっと楽しい。
見てみてください↓