Neewer 1チャンネル48Vファンタム電源 5ft USBケーブル、BONUS+XLR 3ピンマイクケーブル付属 コンデンサーマイク、音楽レコーディング機器に対応
「ファンタム電源」って知ってます?
ファンタム電源について
ファンタム電源とは、コンデンサーマイクやアクティブタイプのDI(ダイレクトボックス)を動作させるために必要な電源のこと。微弱な電流のためファンタム(おばけ)電源と呼ばれる。
48Vが一般的。
微弱だし、「それがこれを動かしている!」という感じではないんだけど、「だけど確かにある!確かにそこにいる!」というものなので、「PHANTOM」と呼ばれている電源、のことです。お化け、幽霊。
オペラ座の怪人も、「PHANTOM」という名前でしたよね。
みなさん絶対に、「PHANTOM」は「ファントム」と読んでたはずです。
B’zの曲「LOVE PHANTOM」を、「ラヴ・ファンタム」と表記している人はいないでしょうし、「PHANTOM」に対して「ファンタム」というカタカナ表現をしているのは、この世にこの「電源」しかありません。
英語圏では「ファントム電源」のことはなんて呼んでるんでしょうね。
「PHANTOM POWER SUPPLY」なのかな。
発音としては「ファンタム」の方が正しい気はなんとなくしますよね。
メリケン粉が「AMERICAN粉」だったように、ミシンが「MACHINE」から来ているように。
がんばれファンタム。
だけどRADIOはごめん、もうレイディオには戻らないんだわ。
とにかく、この「幽霊電源」がないと、コンデンサーマイクを接続する際に、動かないんです。
「動かない」というのは的確ではないですね、マイクはどこかが駆動して声を拾う感じじゃないから。
幽霊電源で、マイクに「ジー」と電気が通る音がするとか、そういうこともない。
だから「幽霊」なんでしょうけど、知らないままだと「なぜか声が聞こえない」んです。マイクが壊れてるのか!?と思うしかなくなる。
そういうスイッチが最初からついてるオーディオ・インターフェースもあるんですけど、それがない場合、この「ファンタム電源」を、別で用意しなきゃいけない。
ダイナミックマイクには必要なく、コンデンサーマイクには必要になる「ファンタム電源」。
で、こういうものが必要だと。
↑買いました。
なんとこれにも、電源がいる。
電源を供給する機器に、電源がいる。
当たり前と言えば当たり前なんですけれども、そもそもマイク自体には、電源コードはついていませんよね。
マイク→直接コンセントへっていうパターンは見たことない。
なので、繰り返しになりますが、コンデンサマイクを使う際には、何処かから電源が必要になるのです。
「48V」。
この「48V」と書いてある機器を通してないのに「マイクが使えない!」と嘆くのはお門違い、ということになります。私がまったくそうでした。なんでこのマイク使えないんだ!と思ってました。せっかく買ったのに!と。
だけど違うんです、「48V」の「ファンタム電源」が要るんです。無いと使えません。
「48V」とは、ファンタム電源のことを指すんです。
こんな常識すら知らなかったので、「なんでこのマイクは使えないのだ…」とほんとに嘆いていました。
オーディオインターフェースのどこかに、「48V」と書かれたスイッチやボタンがついている人は、コンデンサマイクを挿して、ポチッと押しましょう。
ギターやベースを鳴らすときには、必要ありません。
↑私が買ったファンタム電源には、アダプタが付いてない。
USBでパソコンから電源をいただくタイプ。
アダプタタイプもあります。
ちょっとだけ高い。
このNEEWERというメーカーの機器、これを通して、さらにオーディオインターフェースへ。
これがわかりやすい図、ですね。
この図↑では、NEEWER→はマイク端子に直接挿さってますね。
これをやるには、まずパソコン側にマイク端子が無いとダメです。
その上、こういうのが要りますわな…。
私の場合は、オーディオインターフェースがあるので、
<声の流れ>
マイク→NEEWER→オーディオインターフェース→パソコン
と、なります。
なんとかこれで、声の録音ができます。
マイクはこれ。
これに、こんなのもプラスして買いました。
このマイクにはウィンドスクリーンが付属してるんですけど、見た目としてなんとなく。
で、この【Amazon限定ブランド】と書かれたマイク、注意が必要です。
価格が、ものすごく変動します。
今見たら、¥8,800。
私が買った時は、¥5,758でした。
なので同等の価格帯を探したりして、良いと思います。
見た目で選んだとて、家で録音したり通話する程度では、そんなに変わらないでしょうから。
そりゃあもちろん、上を見るとキリはありません。
雲高く海深き、録音機器の世界。
コンデンサマイクの場合、「ファンタム電源」が必要になってきますので、パソコンでマイクを使う時は気をつけましょう。
もちろん、こういうヘッドセット的なタイプのものは、パソコンに直挿しで大丈夫です。
それにしてもオーディオインターフェースも、手軽で高性能なものが、たくさん出てますねえ。
↑ほら、これにも右の「POWER」の下に「+48V」の表示がありますね。背面にスイッチがあるようです。