ウィリアム・シェイクスピアが広めたソネット形式は、そもそもは14世紀のイタリアで生まれた。
初期の頃にはダンテ・アリギエリやペトラルカが多用していた。
イギリスに伝わると形式が少し変化し、四行連を3つ使い、最後の二行連句に意外なひねりや展開を入れるようになった。
シェイクスピアも、この形式を多用している。
「ソネット18番」は美しさとはかなさ、芸術が持つ不朽の力を表現している。
この詩は、「永遠に生きる韻文」を通して、「人間がこの世で息をし続け、目で物を見ることができる限り」実質的に「命を与え続ける」ことを示唆している。
(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)
1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないかという実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、ほんの少しだけ書くことを1年間続けています。最低限「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいいんじゃないか、と。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365