イスラム神秘主義者のあいだでは、ジハードは「小ジハード」と「大ジハード」に分けられる。
取り上げられることの多い「聖戦」は小ジハードに過ぎず、「魂による努力」を示す大ジハードこそが大事だと言われている。
ジハードにはそもそも、よりよいイスラム教徒になるための内面的な奮闘や、書物や説教や学問を通じて悪と戦う奮闘が含まれる。
イスラムでは伝統的に、イスラム教が広まっている地域を「ダール・アル=イスラーム」、まだ伝わっていない地域を「ダール・アル=ハラブ」として区別する。
「ダール・アル=イスラーム」は「イスラムの家」、「ダール・アル=ハラブ」は「戦争の家」という意味だ。
ムハンマドはメディナに逃れ、戦闘によってメッカを取り戻し、そこからイスラム勢力を拡大していった。が、多くのイスラム教徒は、現今の「イスラム=過激」というイメージを、歓迎しているわけではない。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365