アリストテレスやニュートン、ライプニッツ、またはカント。
多くの哲学者たちは、時間について論考している。
カントは、時間はそのもの自体で存在するものではない、と主張した。
過去・現在・未来が、同時に存在しているとみなしている者もいる。
私たちが存在しているところに存在していないだけで、恐竜も、絶滅したドードーも、同時にいる。
空間的に同じ場所にいなければ「いない」と言えるのと同じように、時間的に同じように存在しなければ「いない」と言うことはできる。
つまり「今」とは「ここ」と同じようなもの、ということである。
「時間」についてはいまだに、「空間」ほどのことすら、解明されていない。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365