「太陽王」。
彼はみずからを、太陽神アポロンになぞらえていたと言われる。
彼の時代、フランスは領土を拡大し、ヴェルサイユ宮殿は拡張され、芸術と学問が花開いた。
「朕は国家なり」と彼はいい、絶対王政を確立させた。
彼の真似をして、ヨーロッパ諸国では専制政治が敷かれるようになった。
国内で反抗していた貴族たちを宮殿内での政治抗争へ引きずり込み、反乱を抑え込むことに成功した。
宗教を弾圧し、カトリック教会を通じて自分の統制力を拡大した。
国王が絶対的権力をほしいままにする体制を作ったが、それ自体が、フランス革命への道を作ることになった。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365