イギリスからアメリカ大陸へ渡った人たちにも、いろいろなグループがあった。
ニューイングランドに入植した人たちは、聖書に基づく厳しい戒律を作り、人々の模範になることを掲げて宗教心を誇示した。
ヴァージニアに入植した人たちは、利益を上げ、暮らしを良くする方の道を強く選んだ。
この、最初の考え方の違いのようなものが、今日のアメリカ人の、アイデンティティに残る緊張状態の根源だと言う人もいる。
ヨーロッパで宗教的迫害を受けて旅立った人たちがたどり着いたアメリカだったが、彼らはやがて、遅れてやってくる他の宗教を信じる人たちを、迫害する立場に回ることになった。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365