地球にある、酸素より重い元素はすべて、かつて巨星の超新星爆発でできたものだと考えられている。
重力に押しつぶされ、耐えられなくなった星の最後は、爆発で終わる。そしてそれが、どこかの新しい星の誕生の始まりにもなる。
そうとうに熱い状況を生み出す超新星は、水銀・金・銀などの重い元素を生成してしまうほどの高温になる。
今日も宇宙のどこかで超新星爆発は起こり、核融合で爆発に導かれた元素たちは、価値など意に介さず宇宙にばらまかれる。
そして地球人は、偶然この星にたどり着いたそれらの元素でできた金属を、採掘・加工・流通させて、人生を守る何かのように、大事に保管している。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365