自論構築過程

超合金の男-村上克司伝-

投稿日:2016年8月16日 更新日:

カラー版 超合金の男 -村上克司伝- (アスキー新書)

ここに、すべてがあった。

工業デザイナーとして、あの「超合金」を生み出し、「戦隊アクションヒーロー」の原型を作った男。

今では当たり前、になった形の一つである「おもちゃ先行」の番組作り。

まずスポンサーたるおもちゃメーカーが、ヒーローやキャラクターを考案し、おもちゃ化するギミックまで盛り込んでデザインする。

番組がヒットすれば即ち、おもちゃのヒットに繋がる。
この黄金律の端緒が、あの「ライディーン」だったとは。

ドンピシャ世代の方はこの「村上克司伝」、「おおーッ!」って声出ると思う。

買ってもらったおもちゃ(超合金)の記憶と、覚え損ねているロボットの名前。

中でも、実写アクションヒーローの金字塔「スパイダーマン」制作に至る経緯は、当時の少年たち、また大人になってハリウッド版マーブルコミック映画が当たり前の世代には、理解不可能な次元のお話だ。

読むだけで少年時代の記憶を蘇らせてくれて「あああああなんで捨てたんじゃあああああ!」という激しい咆哮を引き出してくれる。

 

今は同じバンダイの系列から、当時のアニメなどのリアル造形に寄せて(つまり子供が遊ぶおもちゃのギミックは一旦無視して)制作された、懐かしロボットが多数発売されている。

確かに「未来ロボ ダルタニアス」は好きだったし買ってもらった覚えもあるし最後までライオンだけ大事にしてた記憶もあるけど、こんなフォルムではなかったように思う。

超合金魂 GX-59 ダルタニアス


 

 







-自論構築過程
-, , , , , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

占いは「信じる・信じない」じゃなくて「使う・使わない」だよ

そんな彼らにはこう、ピシリと言ってあげましょう。

自動運転地獄がくるまで

ああ、そうか。妙案。

海

海が見える丘で

実は今日、誕生日の私ですv(´ʘ‿ʘ`)v

思い出す食べ物

その、数度にもおよぶ牡蠣からの鉄槌により、「自分の体がもし食中毒で変調を来すなら、食べてから5時間ぴったり」という教訓さえ得られたほどだ。

右と左、とにかくハラタツ

でも字ヅラの、この圧倒的な違い。丸みに足の生えた有機的な「R」、人の情の入り込む余地を与えない、攻殻機動隊のタチコマのような機械感すら醸し出す「L」、この差異は、間違いや煩わしさが発生するスキマがない。子孫を絶対に間違わせない、迷わせない、という、失敗から学んだ先人たちの決意のようなものを感じます。

徳ちゃんねる

徳ちゃんねる

■書いてる人↓

書いてる人

■書いてる人↑

HALLUCINATION

HALLUCINATION

ATLAS

ATLAS

master of none

master of none

DUPING DELIGHT」

DUPING DELIGHT」

BE LIKE HIM

BE LIKE HIM

■ANNIHILATION(YouTube)↓

★GOLDEN RULES★(24時間稼働中)↓

★GOLDEN RULES★(24時間稼働中)↓



afbロゴ






S