自論構築過程

荷物を部屋に放置してるのはそのぶんの家賃を払ってるのと同じだぞ

投稿日:2018年3月8日 更新日:

荷物を部屋に放置してるのはそのぶんの家賃を払ってるのと同じだぞ、という考えかた。

モノって、どんどん増えていくでしょう?

やはり、この激しい物質社会に暮らしていると、なんかほうっておいてもモノが増えて行く。
ゴミとして捨てるモノとて週に約2度、勝手に袋が満タンになるほど増える。

なにかを「コレクション」をしてる人となるともう、絶望的に「モノというのは増えるもの」という常識が、人生のベースになっている。

私はもうずいぶん前に、「コレクションはしない」と決めました。
決めましたってそんなの決めることじゃないじゃないか、という気もしますけど、決めないと際限なく、欲しいものを並べたくなるな…と早めに予見したからです。

これは我ながら賢かったなと思います。
自分としては正しかったなと思います。
まだ10代でした。

「欲しいもの」と「必要なもの」を区別せよ!

↑に書いたことも、だんだん上手にできるようになってきている。

でも、です。

趣味で一定量必ず持っておきたいモノとか、そういう「どうしても保持しておかないといけないモノ」って、どうすればいいんでしょう。

捨てるわけにはいかない。

毎年捨て(売っ)て、毎年新しいのを買う、っていうのもちょっと現実的じゃない部分もあるし。
そもそも、もし新しいコレクションをどんどん買ったとて、それを保管しておく場所がない!!

よく「貧乏人の家はごちゃごちゃと物多く、金持ちの家はスッキリとしてて物少ない」

と言われますよね。

これは、「物を大切にする・しない」ではなくて、「買い替えられるかどうか」なんですよ。

例えば金持ちは、100均で買ったキッチン雑貨、6回で捨てます。
6回くらい使ったら、「また買えばいいか110円で」と、綺麗さ・新しさを重視して、捨てるんです。

貧乏人は「使えなくなるまで600回使う」。
ちょっと変形してても使います。

その時間差、3年くらいあります。
つまりその3年間、汚く、変形して、安っぽく、デザインも気に入らないキッチン雑貨が、ずっとそこにある。

気に入ったデザインの良質のものがすぐに買える金持ちは、もらったタオルも容赦無く捨てます。
貧乏人は「使えるんだし、いつか使うし」と、いつまでも置いておく。

限られたスペースに、物が溜まって溢れてくるのは当然です。

 

じゃあ、物を執着なく捨てれば金持ちになれるのか…というとそんなこともないので、ものすごく難しいところですけれど。

 

ざっくり計算してみます。

たとえば、家賃10万円、だとしますよね。
サササッと検索したら東京の目黒区で、家賃10万円(共益費5,000円含)。
1R、11.9帖という部屋がありました。占有面積は25.60㎡。

単純に考えて、25.60㎡に10万円払ってるわけですから、単純に考えて2.56㎡に、1万円払ってるわけです、毎月。

そうなると、1㎡に4,000円近く払ってることになります。
1㎡は、1m x 1mですよね。

11.9帖(25.60㎡)の部屋にベッド置いてテレビ置いてテーブル置いて…と、必要不可欠な物をすべて置いた後のスペースで考えるんですから、1㎡ってなかなか貴重な面積ですよ。

そこに、例えば「冬物」が、次のシーズン(10月?)まで放置してある…というのは、もう「余計な荷物のぶんの家賃を払ってるようなもの」ですよね。段ボールでドン、と置いたまま、なんて。

 

トランクルームを借りるとしましょう。

同じ目黒区で検索したら、「91×97×220で7,500円」というのがありました。
場所はどこじゃ…池尻大橋の方のようです。

ほぼ1㎡で7,500円。
高さ2mぶんダンボールを詰め込めますから、部屋にダンボールが積んであるのとはイメージが少し違います。10個くらい入れられるか。

お金的にはそうなると家賃10万円プラス7,500円、っていうことになるんですが、部屋がスッキリする分、ぜったい広く感じますよね。

「家賃175,000円でこの広さ」という感じ。
しかもいつでも出し入れできますから「もう一部屋、増えたようなもの」と言えます。

 

これは余計な出費、でしょうか!?

じゃあ目黒区で、「もう一部屋あったら…」で物件を探そうとしたら、絶対に7,500円プラスでは見つからないわけです。

私が言いたいのは、そこです。

最近、トランクルーム、如実に増えてます。
空いてるマンションとか、ごっそり貸し倉庫に変わってるパターンもある。
検索すると、意外に近所にあったりしてびびります。

クロネコヤマトも全国展開してる。

宅トラ

 

そして、冬物の衣類。

いや今日、「あれ?これってメチャありじゃないか?」とストレートに思ったのが「洗濯物を、クリーニングしてそのまま預かってもらうサービス」なんです。

上に書いた貸しトランクルームは、いわばホントに「荷物用」ですよね。
でも冬物のコートとかオーバーとかダウンとか、マジで次の冬まで要らないでしょう。

実は個人的にこの冬、せっかく買ったんですけど新しいピーコート、2回くらいしか着なかった。←これはもう、手放してもいいレベルだ。

冬物ってマジで場所取ります。
発見した「リナビス」という洗濯屋さんは、いわゆる「宅配クリーニング」のお店です。

送料無料で10点、10,800円。税込で11,664円。
これで、最長6ヶ月、保管してくれる。
クリーニングした後、ですよ。
そのまま、預かってくれるんですって。

10点で11,664円か…。
1着1,166円。
バッグに入りさえすれば、送って良いそうです。

あまりでかすぎる服ばかりだと入らないけど。
でもダウンとかはグググっと押し込めば入るか…。
いや、冬物は10点もないな…。

同じようなことを考えてる人らと一緒に頼めばいいんですよね。
それなら自分の負担も小さくなるし。
冬服を再度使う時期は、みんなだいたい同じなわけだし。

5点コースもあるんですけど「保管サービス」は、10点コースから、のようです。

今(3月上旬)に頼んで6ヶ月後の9月上旬のクソ暑い日に戻って来ても鬱陶しいんで、4月になったら頼むか…クソ夏の間、クソ目につくところに「クソ冬服」があるだけでもクソ暑いですしね。

狭い部屋は便利なので好きです。
狭い部屋には住み続けたい。

だけどこういうサービスをうまく使うことで、さらに快適に、過ごす工夫ができそうです。

リナビス

 

 

 

 

※追記
結局、冬服は預けずに捨てる・売るを選び、次の冬に温かい服がない、という事態に直面しております。







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