https://twitter.com/nhk_naotora/status/886834014052642816
今回は「死の帳面」。
一瞬わかりにくいですが、これのことですよね。
今回は少し時間を巻き戻して…という感じで、寿桂尼様(バケモノババア)が中心のお話。
三歩進んで二歩下がる、よろしいのではないでしょうか。
武田信玄(松平健)と寿桂尼(浅丘ルリ子)の、ベテランによる、迫力ある練られた時間。
瀬戸法久が気賀の城代に。
カシラ(龍雲丸・柳楽優弥)にいちいちトキメク直虎(柴崎コウ)。
この感じ、いつまで続くんですかね…。
ウツケっぷりをいかんなく発揮する氏真(尾上松也)、その今川は上杉と結び、武田を牽制しつつ北条と固く結ぼうとする。
けっきょく氏真はのちに、北条に匿われるんですよね。
あの「大今川」は、実は義元(春風亭昇太)がすごすぎて、さらに時代の荒波がすごすぎて、氏真じゃなくても早晩、滅んでいたのだろうと思われます。
そう考えると、戦国の大ポイントはやはり桶狭間か…。
この大河ドラマの後半は、すべて徳川サイドの出来事になっていくでしょうから、今回のような今川家のことを観れるのは、もう無いのかも知れません。
寿桂尼の死は永禄十一年(1568年)。
1568年は、いよいよ織田信長が上洛、足利将軍を傀儡とし始める年です。
そういえば今が室町時代だという描写って、無いですよね…。
今川の凋落はまさに戦国の象徴。
あっ、また直虎と鶴、ご初代様の井戸で二人っきりで話してましたね。
世間ではそれを、逢い引きって言いませんか…??
寿桂尼に直親(三浦春馬)のことを思い出さされ、凄まじい理解力で気丈に想起する直虎。
その割にデスノートに載せられ、裏切り者扱いされて今川に狙われる直虎。
それにしても、まだ家康(阿部サダヲ)がちょっとだけバカ殿扱いされているのはなぜなんですかね…。
阿部サダヲさんだからとてつもなくわかりにくいですが、もうこの時点で、26歳くらいですからね。
いや、これは後半へのギャップ作り。
家康なくして井伊の再興はありえないので、「あのぼんくらが…」というギャップを作るための、演出だと思われます。