1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 音楽

ヴェルディの『トラヴィアータ(椿姫)』と『アイーダ』 250/365

投稿日:2019年9月7日 更新日:

王家に捧ぐ歌-オペラ「アイーダ」より-('15年宙組・東京・千秋楽) 宙組 東京宝塚劇場

フランチェスコ・マリア.ピアーヴェの台本によるヴェルディの三大傑作の一つ「トラヴィアータ」の原作は、アレクサンドル・デュマ・フィスの小説・戯曲「椿姫」である。

ヴェルディは「アイーダ」を、エジプトの太守からスエズ運河開通の記念として依頼され、製作した。しかし完璧主義の彼は期限に間に合わせることができず、開通記念には「リゴレット」が上演された。

「アイーダ」の初演に彼は出席しなかったが、エジプトの太守イスマーイールが純銀など、大金を使って衣装を作ったことに、憤慨した。

彼はそれがきっかけで数年、田舎の自宅に引きこもってしまった。

ジュゼッペ・ヴェルディ 243/365

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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。

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