急激に成長したおとわ(直虎)。
あれから10年しか経ってないと言うことは19歳くらい?なの?
小野政次(吹越満)は白髪に。
初めて、松平元康(徳川家康・阿部サダヲ)が出てきましたね。
なんだか、頼りない、情けない油断される存在として描かれていました。
あれも政略の中、今川の人質となっていた家康の「生きる知恵」と言う描写だったのかもしれません。
女優さんのイメージを利用して「悪女」っぽい感じを出していた瀬名姫(菜々緒)は、のちに家康の妻(築山殿)となりこのラインが、家康が井伊家を気にかけ続けるきっかけにもなる。
※公式ページより http://www.nhk.or.jp/naotora/story/story05/
織田信長が桶狭間で今川義元(春風亭昇太)を討ち取ってから、この地域の勢力地図は激変。
この時に直虎(柴崎コウ)が成長していたことで「おんな城主」が成立していくわけですが、こういう「成長してた」って言うタイミングは、戦国だけなく歴史を、面白くしている大きな要素なんですよね。
亀之丞(三浦春馬)がその笑顔とともに井伊谷に帰ってきます。
おとわ(直虎)を後ろから抱きしめたり、「おとわと一緒になる」と言ってみたり、“それなりの感じ”を出してきますが、この時すでにかくまわれていた信州・松源寺にいる頃に一子をもうけています。
逃亡中なのに、やることやってるんです。
井伊直親と名を改めてからも、出家しているおとわとは結ばれずに奥山朝利の娘と結婚。ここに生まれた息子がのちに井伊直政となります。
私たちは後世で、それを知っていますから「よかったよかった」的な、結果オーライ的なイメージを持ってしまいますが、この時代は明日をもしれぬ国取り合戦の最中。
特に「桶狭間以前」は、今川の意向で全員路頭に迷いかねない舵取りを24時間やっているような状態。
実際、この後、今川が滅んで武田が…徳川が…ああ、信長が…と、さらに周囲の状況に翻弄されていくことになるんですね。
おんな城主 直虎
http://www.nhk.or.jp/naotora/