深夜、とつぜんのこれである。
はぁ、何だかわけわからんけど寝れないなこりゃ。
もう、すべての力が肩から抜けていく。
ブログの更新もメンテナンスもできない。
ここに書かれたリンク先を読んでみても、なんだかよくわからない。
何かが悪さして、邪魔してるのだ。
この直前にはログイン画面には入れたし、プラグインの更新を促すサインが出てたので、それをやったのだ。
数秒でそれが終わるころ、新しい記事を書くために「新規投稿」をクリックしたら、上の画面になってしまったのだ。
おそらく、おそらくだが、悪いのはプラグインだ。プラグインの誰かだ。
更新されるついでに、何らかの過程でサイトすべてに影響したのだ。
ログイン画面に入れない以上、サーバーのサイトへ行って、ファイルをイジるしかない。
このブログはXサーバーなので、すぐに行く。
待ってろ。パスワードはどこだ。
まずは、上のエラー画面だけでは何が何だかわからないので、「デバッグモード」にする。
エラーが英字で画面にずらずら〜っと出る、アレである。
デバッグモードにするには、
「wp-config.php」
にたどり着く必要がある。
サイトを収納したフォルダ(このブログだとstandtheworld.netの中の、public_html)に、「wp-config.php」はある。
これを「編集」する。
開いたら下の方に、
define( ‘WP_DEBUG’, false );
という部分がある。
ここを
define( ‘WP_DEBUG’, true );
に変更する。
そして保存する。
ファルスをトゥルーに変えるのだ。
そして冒頭の、エラー画面をリロードすると…。
こうなる。
わからないなりに、原因のようなものが拾える。
エラーNo.は850であり、どうやら悪さをしているのはプラグイン「Redis Object Cache」だということが何となくわかった。
しかし、悪さをしているプラグインはわかったものの、そもそもサイトにログインできないのでどうしようもない。
※ここで、先ほどの「wp-config.php」における、ファルスからトゥルーに変えた部分、もう原因がわかったので、再度トゥルーからファルスに戻しておくことを忘れないようにしたい。
そこで、「プラグイン全停止」の荒技を使う。
これも先ほど同様、サーバー内の、ファイルマネージャから行う。
これは、
「/wp-content」
の中にある、
「plugins」
というフォルダーの、名前を変えてやる、という方法を取る。
ここの名前を変えてしまうことで、サイトがプラグイン達の位置を見つけられなくなり、無効になってしまう(いないことになる)という技である。
案外シンプルな作りなんだなぁと感じるところだ。
上から三つ目に
「plugins」
がある。
さて、このフォルダ名を何にしてやろうか…。
わかりやすいように「plugins-fuck-you」にしてやった。
なんで?とかそういうのはどうでもいい。任意だ。
サイト構築やコードを知らない者にとって、名前で違和感を覚え、後で探しやすくなることはとても大事だからだ。エラーへの怒りも込められている。
これで、こちらからは見えないが、サイト内ではプラグインが全て止まっているはずある。
と、とここで気づく。
さっきデバッグモードで判明した、「Redis Object Cache」というプラグイン。
この「Redis Object Cache」、こいつが原因であるならば、このフォルダからそいつだけを削除すればそれで済むのではないか…??
先ほどの長文ズラズラ〜をよく見ると、エラーno.850の横に、
object-cache.php
と書いてある。
こいつを削除すればもしかすると…と思い、やってみた。
一応、削除する前に「ダウンロード」で保存はしておいた。
もし変化なければアップロードして元の位置に戻すつもりで。
そして成功。ドンピシャ、当たった。
ログイン場面は正常に戻った。
サイトを取り返したのである。
もしかしたら最初から
object-cache.php
を削除するだけで良かったのかも知れない。
「plugins-fuck-you」に名前を変える必要はなかったのかも知れない。
サイトが復活し、ワードプレスが我が手に取り戻せたら、プラグインが全て止まっていることがわかったので、全て「有効化」する。
おっと「Redis Object Cache」、てめえはダメだ。
削除した。
わからない…もしかするとちゃんと使えば正常に、有効活用できるプラグインなのだろうけど、今回、私の手元からは放逐する。
「plugins-fuck-you」をちゃんと、「plugins」に戻すことも忘れないようにしたい。
便利なプラグイン達ではあるが、たまにこういうことが起こるので、書き記しておく次第である。
「重大なエラー」。
けっこう心臓に悪いので、もう見たくないというのは本音だ。
今回は以上です。