私もマルボロ、吸ってました。
マルボロライトだったか。
今はF-1マシンも、文字すらないんですよね。
シンボリックな形と、カラーだけ。
F-1をみんな、日本でもものすごく観てた当時、マクラーレンHONDAはマルボロカラーでしたよね。
これこれ。こういうやつ。
一番最初に鈴鹿サーキットで日本グランプリが行われたのは1987年なんだそうです。
そこからテレビ中継も始まった。
これ、観てた記憶があります。
中嶋悟とアイルトンセナが、ロータスで同じチームだった。
画面の感じも、なんとなく覚えてます。
マクラーレンが「Malboro」だったのに対し、ロータスは「CAMEL」だった。
バイクレースとかルマンとかには「ロスマンズ」がシンボルになってるチームがあったりして、タバコ会社が莫大な宣伝費を、かけてた時代だったんですねえ。
AmazonでNSRのカウル売ってる!
まとめがありました。
F1を彩ったタバコブランド20選
https://motorsport-photography.net/tobacco-brand/
そのマールボロが、520円に値上げ、ですって。
「マールボロ」(20本入り)は初めてワンコインを超え、1箱470円から520円になる。
いくらになったって、吸う人は吸います。
1,000円になったって吸います。
だってIQOSとかプルーム・テックって、使い回すとは言え5,000円〜10,000円とかするじゃないですか。
関係ないんですよ、吸いたい人からしたら。
これだけ言われてるタバコの人体への害、周りへの加害(周囲の人を受動喫煙で病気にさせるんだからそれって加害です)が言われてるのに、聞こえないふりをしてるんだから、もう「病気」ですよね。
私も別に、「今、バーで、マルボロ・ライトを久しぶりに吸う」となったら、吸えますよ。
なんの問題もなく、吸うことは可能です。
だけど、「これだけ言われてるのに」というのが、頭をよぎるんですよね、一瞬。
「これだけ言われてるのに吸う」という、その無神経さが、自分には耐えられない。
アホっぽく感じる、っていうことです。
だから継続してタバコを(電子タバコも同じです)吸い続ける続けるという行為が「アホ丸出し」に思えて、もうできない。
飲食店をやられてる人は、「お客さんがこなくなる」「潰れる」という心配をされている人も多いそうですね。
先日、「株式会社飲食店繁盛会」の笠岡はじめ氏が同会社のコラムを書いてらっしゃいました。
株式会社飲食店繁盛会<当該のコラムが見つからない…>
https://hanjoukai.com/
そこには
「禁煙にすれば、禁煙のお客様が増えて、売上は戻ると思っていたのだが…」
こう考える方が多いのですが、僕の意見はこうです。
今まで、喫煙できるときのお客様の心理は、
「最近喫煙できる店が減ったけど、○○(店名)は、喫煙できるから行こう」
という『喫煙できること』が、ある程度、強い来店動機で、一定数の来店がありました。
それが禁煙にして、この客層が来なくなります。
一方、喫煙しない人がお店に来る理由は、
「禁煙の店だから○○(店名)に行こう」
とはなりません。
と書いてありました。
え?そうなの?
「この客層」というのは「喫煙者の中で、タバコ吸えないんなら行かない」っていう人たち、のことですよね。
ということは反対に、喫煙者の中にも「別にタバコ吸えなくたって行くよ」という層もあるってことですよね、当たり前ですけど。
東京の喫煙率はもうすでに20%を切っているそうです。
JTの調査ですら、全国で28.2%しかいない。男女合わせて、です。
もちろんこの「2割」は、20歳以上で行なわれた調査だと思います。
つまりファミレスとかファストフードとか、未成年がフツーに利用するのに、そこは勘定に入ってない。
そんな「2割(喫煙者)」から、「別にタバコ吸えなくても行くよ!」を引いた残りの人ら。
つまり「タバコ吸えないんなら行かない人」が来なくなる、っていうことに憂慮して「売り上げが伸びなかった」んなら、それは喫煙・禁煙の問題じゃなくて、アンタの店の何かにそもそも問題があるんじゃないの、と言わざるを得ないでしょう。
そう思いません??
その上「禁煙だから行こう!」って、ならないんですって。
なるよねえ?
それ、思いっきり「行こうと思う理由」ですよ??なに言ってんのこの人。
と思ってよく読んでみたらちゃんと「僕の意見はこうです。」っていう、「ただの思い」だったw
なんだ。根拠も裏付けもない「思いこみ」か…。
そう言えばこないだ週刊新潮に、PRとしてコラムが載ってて、さすがに読み物として並べられると流れで読んでしまいましたが、喫煙者ってやっぱり「マナーを守る」「吸う人の権利」「嗜好としての味わい」「人生の深み」みたいな方へ話を持って行こうとするんですよね。
そんな話、してないんですよ。
煙たいだけじゃなくて体に害があるから人のいるとこで吸うな、っていうだけなんです。
吸いたければ一人で船こいで沖の方へ出て思う存分吸ってこい、っていうだけなんですよ。
吸いたければビル建てて屋上で肺潰れるまで吸ってこい、っていうだけなんですよ。
こんなの、「権利」を言い出したらキリないですよね。
「吸う人の権利を」と言い出したら、法律で禁止されるまでは保護されることになるし。
でも、その権利が守られるべきなのも当然な話ではあります。
だけど、「マナーありき」なんでしょ?
マナーって、ルールとして縛れない範疇ですから、例えば「喫煙オッケー!」と書いてあっても、横の席に赤ん坊がいるなら吸わない、とか。
そういうのがマナーでしょう。
灰皿があったら反射的に吸うし「灰皿があるってことは吸っていいってことだろう!」と得意げに言うアホどもに、そんなマナー、守れるわけがない。
喫煙者に「マナー」、これ、最も無理な組み合わせなんですよね。
上に書いたように、すでに「病気」なんで。
急に「喫煙可って書いてるし!」とか「売ってるし!」とか、既存のルールに守ってもらおうとするんですよね必死で。
マナーが守れないから、「受動喫煙対策」として、屋内店舗全面禁煙、とかにしなきゃならなくなってるんですよ。
野放図な喫煙者が「ルールにあぐらかいてる」から、条例などの新たなルールで自分らを締め付ける結果になってる。
おそらくそれが施行されても、煙草吸う人は「病気」なのでやめられないんですよ、どうやってそれらの店舗に罰則をかけていくんでしょう。
「罰金のせいで潰れた!」とかっって、飲食店で集まってデモやるんでしょうか。
未定稿、を発見しました。
受動喫煙防止対策の強化について(厚生労働省の「基本的な考え方の案」)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000175897.pdf
ここにも
国民の8割を超える非喫煙者を受動喫煙による健康被害から守るため、
とはっきり書いてあります。
いまだに歩きながら、なんかカッコいいぜ俺、みたいな顔してタバコ吸ってるバカがいますけど、ああいうのがまだ全国に何万人もいるかと思うとちょっと脱力しますね。
「公共の場での喫煙はそも、加害行為である」ということを誰かにとっくり怒られて認識していただきたいですし、飲食店の経営者の方達は「それに加担している」ということに自覚的になっていただきたい、そう思います。