自論構築過程

スマホ解禁でアホは低年齢化するのか

 

「SNSは歳下の人たちから学ぶ絶好の場だ」と言っている人がいて(Twitterで)、なるほどなぁ、と思いました。

スマホ使用禁止 ステッカー シール 15cm×15cm

 

小中学校でスマホ解禁、というニュースを見て、Twitter上である人が(特に名を秘す)、自身も親御さんでありながら「アホの低年齢化が進むだけ」と断定的に吐き捨てている様子を偶然見てしまい、「アホはお前だろ!?」と思ったことから、このお話は始まります。

【主張】小中のスマホ解禁 頼りすぎる弊害が心配だ
https://www.sankei.com/life/news/190221/lif1902210007-n1.html

↑は産経新聞の「主張」なので「心配するのは自由」でどうぞご勝手に、なんですけれども、今までは「原則禁止」だったわけです。

それを、文科省からの通知として「見直す」、という考えがあると。

災害時など緊急連絡に限って認めるにしても、携帯やスマホに頼りすぎて使い方を誤れば、かえって安全が損なわれかねない。

これ、「アホの低年齢化が進む」と主張したい人らがどうやら必ず言うっぽいんですけど、「頼りすぎて使い方を誤れば、かえって安全が損なわれかねない。」なんて、なんでもそうじゃないですか?

スマホだけは「頼りすぎて使い方を誤っても安全は損なわれない」なんて思ってたの???

よく電車とか自動車とか包丁とかウォシュレットとか使ってますねえ、と言いたくなる。

この記事では、その直後に正解である

使用ルールや情報の適正な扱い方などを家庭と学校で、しっかりと教えることが欠かせない。

と、はっきり言い切っている。
どないやねん。
ちゃんとわかってるんじゃない。

小学生で何万円もするスマホを持っている…是か非か、となるとこれはもう別問題(経済的な話)ですよね。

そこに起こる不平等感、教室内での格差、児童同士のいじめ、などのトラブルの負荷は担任の先生らにかかってくるということになリかねないけれど、先生方の負担が増え時間とHPおよびMPが減り相対的な所得が減っていく、というのはこれ、またまったくの別問題なんじゃないかな、と思います。

つまり、「スマホって何」という感覚が違うことから、「アホの低年齢化が進む」なんていうアホな言説が生まれてくるんですね。

 

スマホは、もう、不可逆な技術の象徴です。

おっさんらがいくら「昔は良かった」と嘆いても、もうスマホの無い時代には戻りません。「俺らの時代はなぁ」とのたまうおっさんらにしてもその「昔」って、たかだか1990年代初頭とか、それくらいのことだったりするんですよ。たかだか昭和末か平成初期。

「幕末わなぁ…!」っていうおっさんも明治中期くらいにはいたんだろうけど、「もうちょんまげには戻れない」んですよ。

子供らが技術の粋であるスマホを持つことに嫌悪感を持ってしまう大人たちは、そのスマホを、絶対に使いこなせてないんです。自分が「わけのわからない世界」だと思ってるから、ゲームとLINEしかできないと思ってるから、子供が持つとバカになる、と短絡してしまうんですね。

「正しく使う方法」、これはもちろんスマホだけの話では無いんですけど、学校に持ってきておくなら適切な「正しく使わない方法」も、ちゃんと教えてあげたい。

そう、「正しく教えてあげてほしい!」と、てめえがわからないなら学校/先生方に適切にお願いをするのがスジ、じゃないんですかね。もしくはクラスで、専門家を招いてレクチャー時間を設ける、とか。

それを「図に乗るアホの低年齢化が進むだけや。」と世の中をバッサリ切り捨てて何かわかったような気分になって悦に入っているのは、「それがアホに見えるのはお前がアホだからだよ?」としか言いようがない。

確かに災害があった時、避難などに関する動きの中で、個々に家庭と連絡を取りバラバラに恐慌の中で小さい子らが動き回るよりも、整備された指揮系統の中、統率力ある先生のもとで訓練通り整然と避難する方が、安全だと思います。

集団がパニックになる時、被害はおそらく、想定以上のものになってしまう。
「自分だけが」と強く思った人から死んでいく。

悔しくもそうでない例が、かの震災時には、あったけれども。

意見は、いろいろあるようで。

小中学校“スマホ持ち込み解禁”は時代の流れ? SNSの意見はキッパリ分かれる
https://wezz-y.com/archives/63904/2

やっぱり、「問題が混ざってる」んですよね、「議論が紛糾してるように見えるとき」というのは。

上に書いた、「災害時」の問題を含めると、問題は以下のようになります。

・災害時、家庭と連絡が取れるかどうか
・日常、家庭(親)との場所がわかるかどうか
・親の目が行き届かなくなる
・知らない人と知り合いになってしまう
・スマホは桁違いに高額
・子ども任せで無責任
・いじめがあるかも
・先生は地獄を見る
・紛失・損壊・弁償などのトラブル

という感じですね。

これら、「一発ですべてが解決する方法」などはありません。

それを、自分の意見だけで「永久的なYes or No」を決めようとするから紛糾するんじゃないですか。

しかもそこに「昔はそんなものなかった」と言いだす馬鹿が出てきます。
昔はケータイもスマホもなかったけど問題はなかった、っていうやつ。

お前、子供の頃バスでどこか行かなかったか?旅行とかは?
昔はそんなもの、なかったよねえ?
なんで歩いて旅行、行かなかったの???
使ったんでしょ、その「時代の利器」を?違うの?

と言って黙らせてやりましょう。

 

もちろん、上の記事に出てくる論争は「テレビ上」のことであって(杉村太蔵氏が大反対、とか)、テレビは「紛糾してなんぼ」ですから、それはそれとしましょう。

いや、「いじめがあるかも」って、それは、あるよ!!
絶対にある。あるに決まってるでしょう、今でもあるんだから。

この世の中からスマホが瞬時にただの1台も無くなるような大魔法があったとしても、いじめはあるから!まったくスマホ関係ない。

「それにどう対処するか、どう対策を打つか」を考えずに「いじめの原因になるものからは逃げよう」って、それがダメだってわからないって、ちょっと大丈夫?ちゃんと寝れてる?って思ってしまいます。

これは、順番に「どこかで公的な予算がつく」ことも想定しながら、現実と未来を見据えて考えていく課題、なんじゃないでしょうか。

大反対!とおっしゃる方々に聞いてみたいんですけど、確かにまだまだ子供な子らにそんな高価な機械を…という懸念は、もちろんわかります。また落とした…また画面割れた…¥16,718…とかになったらさすがに怒る。筋斗雲みたいなスマホケース着けさせる。

iPhoneの液晶割れたので治す(写真なし)

じゃあ、小中9年間、学校でスマホすら使えないまま高校生になって、15の春にポン、とスマホ買ってもらって「はい、リテラシー大丈夫??」って、それで何も起こらないと言い切れます??

その頃、今よりあんたらジジイババアになってるんですよ?
ついて行けてる自信ありますか????

それとも、1ケタの年齢の頃から「この先に行ったらドえらい請求きたりして家が死ぬ」とかちゃんと知ってて感覚的にわかってるのと、どっちが賢い子、なんでしょうか。

上にも書いたように、先生が死ぬ(激務が増える)に関してはこれこそ、文科省が抱える課題、つまり「労働問題」ですから、そうやって議題が増えて、時代の要請と将来の知識・リテラシーの向上に関して、議論を進めていくことが大事なんですよね。

「勉強には直接関係ない」「差別が生まれる」などの問題があるのなら、やはり将来的には授業でネットリテラシーに関する授業を取り入れていくことを、公立でも考えていくべきでしょう。それならば、生徒に「勉強用(にも使える)スマホ」が支給されるべきかも知れない。

 

いやほんと、スマホでマップを使って目的地を探せる子は絶対、紙の地図なんか、よゆーで使えますからねえ…。

 

というわけで、進んでいるのは「アホの高年齢化」です。

いやいや、実はアホには年齢は関係ないですよね。
9歳くらいならアホといくら言われてもこれから勉強するのだ!で済むけれど、50にも60にもなって完全にアホだと、もう挽回できない(いや、ほんとはできるけど)。

上に出てきた「アホの低年齢化が進む。」というツイートに付いてたリプライ(Twitter上での返信)も、なかなかのオモムキ深いモノなので要旨だけ、挙げておきます。

携帯にたよっていると、調べたり覚えてたりする力がなくなる

授業に集中できなくなる

こいつらって、絶対ニュースとか記事とか、全部読んでないよね??
こいつら、なんて言い方はよくないですね…とにかく、「いつかの自分の【感想】の中に閉じこもってる人」って、けっこうたくさんいるんだなぁって思います。

とにかく違うと思う!っていう。
俗に「#放射脳」とか「#自然派ママ」とか、タグ扱いされちゃうタイプの感じの人、ですよね。

放射脳はまだ、揶揄されてる言葉ですからマシですが、自然派ママは「正義の自称」なので、それに首まで浸かってる女性たちの意見や姿勢はもはや地獄です。ほんとに同じ国に住んでる人らか!?と思うほど。

彼ら/彼女らは自分が「そうなのか!」と短く信じた時点から、新しい科学的事実や時代的な趨勢や社会的な変化があっても、あの「そうなのか!」からもう、脳が働かない人たち。

「わからない」ことを盾に、それで他人はぶん殴ってかまわない、と思ってる人たち。

「アホの高年齢化」、自分は進まないようにしたいですねえ。

これに関して(これに関してだけじゃないけれど)、やはり現代の魔法使い、落合陽一氏は

新しい技術ができたとき禁止するのはナンセンス

と一刀両断。

まったくその通りです。

われらがにこるん(藤田ニコル。われらが?)は

スマホがなくて(仲間はずれにされるなど)いじめられたらって言うじゃないですか。なんかスマホは関係ないかなって。逆に、そういう(いじめの)動画を撮っておく人が増えて防止になるし、明確になる

と語り、新しい技術と使い方について、見事に本質をついています。さすがわれらがにこるんである。

 

手に入る新しい技術の使い方は、その人の生き方と重なります。

現代で、新しいテクノロジとそれを使いこなして便利を作り出してくれている人らの恩恵を受けながら「自分は古い人間だから」と、「便利」ごと叩きたい衝動に駆られている人らを見ると「教育が必要なのは高齢になっていく方」なのではないか」と思えてきます。

「自分は古い人間だから」という言葉には「若い世代よ、無条件にわれに、尊敬だけを注ぎ続けることを命じる」という気持ちが隠れているような気すらする。

SNSで散見される「自分が意見を開陳するからには誰にも反論させない、われは上から神託を下ろすのみ」みたいなおじさんたち。マジで割といる。

今までは、年をとって偉くなったら普通は、もう誰からも学ぶ機会はなかった。
ネットの発達・SNSの隆盛で、歳下の人たちから学ぶ機会が、できたんです。

これを活用できないなら、意見ではなく人生で得た既知なる機智(事実)だけを箇条書きで書いていってほしい、その方が尊敬を得られますのに…と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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