ニュース手短に。

高畑敦子さん会見の本質は実はそんなとこにはない。

 

 

息子が強姦致傷で捕まったって、普通は母親が記者会見を開くことはありません。

年間、強姦事件は平成27年版 犯罪白書によると、2014年度で1,250件。これ、「警察に届けた数」だけ数えてあります。
被害を届け出る女性はわずか18.5%というデータもあり、全国で卑劣な男と、被害に巻き込まれた女性の数は、減少傾向にあるとはいえ、いまだ1年にわかっているだけで1000件をゆうに超えるのです。

未遂や被害者が黙っているものを含めれば、さらに、もっとあるでしょう。

 

 

6-2-1-1図 強姦 認知件数・検挙件数・検挙人員・検挙率の推移

出典:平成27年度犯罪白書

 

犯人のうち、なんと再犯者は半分を超えるという脅威の数字も。

csd

そんな、1年に1000件以上もあるような他の強姦事件は、ほとんど報道されません。
ではなぜ、高畑裕太容疑者の母親である高畑淳子さんは記者会見を開き、クズな質問にも応えなければならないのでしょう。

 

これ、誰でもなんとなく、答えってわかりますよね。

 

「有名人だから」

これです。これのみが答えです。
法的根拠も何もありませんが、それしか答えはない。

高畑淳子さんには、「記者会見をする価値がある」。

言い方は悪いですが、高畑裕太容疑者には、普通の一般人より「捕まる価値がある」んです。

 

そう、価値(バリュー)。
それは、ニュースバリューとして。
被害者のいることですから、卑劣で最低な犯罪者であることに変わりはありません。

甘やかされたからとか、性欲が抑えられなかったからとか、動機や理由はいろいろ言われますが、そんなのは嘘です。
「卑劣な野郎」だからそんなことをするのです。

その証拠に、甘やかされて育った上に、性欲を抑えることができないと感じている22歳のほとんどすべての男性が、強姦致傷事件など起こしていません。

 

それにしても長谷川氏の逆張り…と見せかけて擁護してる、かに見せかけて「俺はすごい」に回転しながら着地する芸はもはやお約束。

高畑淳子さんにあの場で「息子の性癖について」。僕であったら聞くと思います。その理由です。
http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/

 

 

 

ではバリューがあるとする「ニュース」って一体何か。

よく「報道フロアから」なんてセリフがテレビ番組では聞かれますが、つまりこれも、「社会/犯罪」問題ではなくて、「芸能・エンタメ」ニュースだ、っていうことですよね。

性癖を母親に訊くなんて、と記者や質問が批判されていますが、それすら(批判があるという事自体)も、「エンタメニュース」なのです。
犯罪があったという事実、批判があったという事実、謝罪があったという事実すらエンタメ。
エンタメエンタメエンタメ。エンタメアチャコですよ。

高畑会見 性癖質問のアナ謝罪
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6212445

 

 

いわんや、「滅茶苦茶でごじゃりまするがな」。

Yahoo!のトップが日々話題になったりしていますが、アメリカなどではニュースの中でも芸能・エンタメジャンルの人気は全体の12%ほど。
日本では、35%を超えたりするのだそうで、それを聞くといかに日本が平和で、個人の切迫した生活に直結する政治や外交には興味を示さず、他人の美貌と失敗を娯楽として楽しむ傾向が強いかがわかります。

これは民族性というより、たぶん昔からそうだったんじゃないかな…。
古くは平安の昔から。
などと思いながらも、欲求を爆発させて犯罪までやらかす輩は、どこか「自分だけは許されるんじゃないか?」という気持ちを抱いている気がしますね。

 

それはつまり「甘え」か?もうちょっと複雑でしょう。

それはいつかの万能感。あの日の全能感。
不自由な思いや肩身の狭い思いをさせないように…という保護者の苦労とは別に、要するに、単純に「本読んでこなかった」んだろうな〜と、想像するに至っています。

 

結論。インタビューじたいが話題になるのは、「エンタメニュースとしてのバリューがあるから」です。

強姦は、犯人の金玉および陰茎を即座にあまり切れない錆びた包丁で切り落としても釣り合わない、卑劣で極悪で最低な犯罪行為です。
身内がやられたら母親が頭下げたくらいでは絶対に許しません。何年経っても必ず犯人を見つけ出して手料理を食わせる(比喩です)、そう誓いたくなるほどです。
母親のインタビューや手記すら出されることのない、年間1000件をゆうに超える被害者がいるということを、忘れないようにしたいですね。

 

 

 

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