自論構築過程

「紅白歌合戦」は、「笑ってはいけない」「ドキュメンタル」だ。

 

無理やり変なタイトルにしましたすいません。

年末はガッチリと、かぶりつきで「笑ってはいけない」を観ていた私です。
一秒も、他の局を観ていません。

ずっと、「笑ってはいけない」を観ていました。

「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP!絶対に笑ってはいけない科学博士24時」の視聴率は第1部(18:30〜)は17.7%、第2部(21:00〜)が16.1%で、民放での首位を7年連続で守ることになったそうです。

え、紅白は?
紅白歌合戦の視聴率は?

 

なんと40.2%だったそうです!なにそれ!

ということは、民放は、残りの59.8%というパイを奪い合ってるに過ぎなかった、んでしょうか。

少し考えてみるに、紅白歌合戦って、その年の、「まさに旬」な人が盛り沢山に出るじゃないですか。
しかもリスクがない。
ベテランの人も新しい人も、本当に、「今年、まだ観たい!」人らが共演してくれたりする。
段取りとか、予定調和とか言われてるんでしょうけど、そんなことは問題じゃない。
とにかく「今の人」が「今出てる」ことが重要だし、それがとてつもなく強い。

「笑ってはいけない」の方が明らかに面白いんですけど、基本的にはレギュラーメンバー5人がずーっと固定です。
サプライズ的に出てくる人は、このベテランたるレギュラーメンバー5人が笑う、自らの仕掛けに、耐えられる力を持ってないといけない。

「今年流行った」「人気ドラマに出てた」程度のインパクトでは、笑う(罰を受ける)には至らないから。
だから、そういう意味での「超・意外なインパクト」という人選と、「この人がこれをやるかぁ〜!」っていう驚きが主になる。

もちろんそれはすごいことなんだけれども、その人を「今年、まだ観たい!」かどうかと言われるとそんなことはない…という…。

 

その差は大きいです。構造上の差。

この差はこの先も埋まらないし、今年の活躍を集約できる場はどちらかというと、当然やはり紅白歌合戦だ、ということになります。

他のチャンネルは何をやってたかすら知らないんでなんとも言えませんが、紅白の凄さは「今」のすごさ。
その代わり、数十年後には「え何これ。誰これ」となってしまう可能性も高い。

もう、来年あたり、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP!絶対に笑ってはいけない歌合戦24時」になってたりして。

マンネリと言われれば、もうマンネリなのかもしれません。
基本構造を変えずに、もう14年もやってるんですから。
紅白は基本構造(歌合戦)を変えないことが強み。
最初から勝てない戦いではあるものの、あ〜面白かった。

DVDになった時、番組中で使われている楽曲は、著作権の問題で使えなくなることがあります(なかやまきんに君の「It’s My Life」←Bon Joviとか)。
違う曲に差し替えられます。それ用に、制作されてるんだと思います。すごい苦労が偲ばれます。

今だけ、大晦日そのままで観られるのです。
さすがHulu。

 

そしてAmazonプライムの方では。

 

まさに「実験そのもの」。

芸人10人が、「1,000,000円ずつ」持ち寄って、笑ったら退場。
最後に残った一人が、「10,000,000円を手にする」という番組が始まっています。

これ、「賭博じゃないのか?」と疑問を呈する人も現れて、それなりに物議を醸しているんですよね

麻雀プロ弁護士の津田岳宏さんが、ブログに書いてらっしゃいました。

賞金付ゲーム大会と賭博罪
https://ameblo.jp/gamblelaw/entry-12112183111.html

10人が、自分ら出した金(100万円)と、たった一人残る「笑わなかった勝者」が得る金(1000万)が、ぴったり同じだと、賭博罪が成立する要件になる、っていうことなのだそうです。

へ〜と思いつつ、ギャンブルなわけないだろが、とも思います。
観てればわかるから。

これ、「シーズン1」と書いてあるので、まだ続くんですね。

HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル

観てない人は観てくださいね。

 

その上でちょっとだけ感想を。

やっぱり「ゲラ」って重要な要素なんですよね、芸人にとって。
もちろん、笑わない、笑わなくて過ごせるタイプもいるんでしょうけど、いろんなところから「面白み」を勝手に見つけて、勝手に想像を膨らませて、勝手に楽しんで、勝手に笑ってしまう。
この能力を「ゲラ」、厳密には「職業病的ゲラ」と呼んで良いものが存在するんだなぁ、と心から思いました。

100万円程度がかかっているくらいでは、その職業病は矯正されないってことですね。
「勝手に〜」の部分の正体は、目の前に起こることに、凄まじい速さで「つながり」を見つけること。
または、とてつもないスピードで「その理由を想像」してしまうこと。

なんでも笑う、という意味で、照れ隠しと親しみやすさを込めて「ゲラ」という一般的な言葉を使用していましたが、明らかに「ゲラ」を公言している人は、面白さへの到達スピードが早いように思います。

「なんでこの人は笑ってるんだろう」を想像するのがとにかく面白い。

結果的にシーズン1は「人選に難あったか!?」だったかも知れません。
いえ、でも、ジャッジを含め、探り々々、じょじょに精緻に、こちらの「なんでこの人は笑ってるんだろうwww」をかき立てる、スリリングな面白さが充満することになっていくのだろうと思います。

ここからの軌道修正こそ、まさに見モノです。
書き込まれているカスタマーレビューに、その要素が宝石のように散らばっている!!

あ〜面白かった。

Amazonはプライムは4,900円/年ですから、500円/月と実はやたら安いのでマジでオススメですよ。

 

 

 

 







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