最低の食器
~THE VULGAR TABLEWEAR~
みなさまこんにちわ。
最低の食器を入手しました。
それは、神のいたづら。仏のきまぐれ。
なにゆえこの手に、このような神器が。

すこし、眺め回してみましょう。
どうです、この堂々たる体躯。
まるで有望なアメフト高校生のような迫力。
すでに低俗で下劣なムードが漂ってきてますね。
勘のスルドイ方は、
この時点で引き返しましょう。
よく見ると
「漢字集」と書いてあります。
なんとお茶をいただきながら
漢字の勉強もできるという逸品。
年末の清水寺の「今年の漢字」を
予想する意味でも、
楽しみではありませんか。
くれぐれも、勘のスルドイ方は引き返してください。
では、一字ずつ見て行きましょう。
鬼まで行くと「ヒステリー」では済まない気がするんですが、
とりあえず男目線なのですね全体的に。
そいで「ヒステリー」って日本語じゃないですから!
わざわざ漢字を創作する必要ないと思うんですけど。
2文字が1文字になるというメリットだけですね。
男は女の涙に弱い。
ケンシロウもマミヤの涙にそう言ってましたね。
しかし、
わざわざ「泪(なみだ)」に
「女」をくっつけて『なく』って、
すごい2度手間のような気がするんですけど…。
ほう!「デート」!うまいね!
女を待つのも楽しみのひとつですか!
今も学生たちでにぎわう白い喫茶店??
製作された年代が窺えるような漢字ですね。
おや?そろそろ雲行きが怪しくなってきましたぞ。

いよいよ主語すら曖昧に…。
勘のスルドクない人にも
ここで引き返すという手段があります。
こういうものを真剣に
作っている大人がいるという現実を受け止めるのも
21世紀に生きる狼たちの宿命です(意味不明)。
はじまってしまいました。
野良犬じゃないんだから。
ふたり並んだだけで始まらないでしょう普通。
「カップル」とか
「アベック」ではないんですね。
「終わる」も見てみたいものです。
絶対ダメです。
その昔、ソープランドのコトを
トルコ風呂といい、
いつのまにか「トルコ」と呼んでたんですね、
でもそれよりもっと前、
トルコ式の蒸し風呂が日本でブームになり、
その特殊な浴場の形式のイメージだけが
残ったんでしょうか。
現在はトルコ共和国からの抗議もあり、
ソープランドと呼ばれてますね。
石けん業界からの抗議は
来てないんでしょうか。
気になります(ウソ)。
いやホント、製作時期の往時が偲ばれます。
ヘアヌードなど夢のまた夢だったんでしょうか。
なにやらタギル性欲に悲壮感すらただよう字体。
そういう時代。
ストリップと言う芸術の世界には、
真っ裸で出て来てだんだん服を着ていくという
踊り子さんがいるそうです。深いなぁ。
そう、女が「ソレ」を兼ねるとき、
それは「キライ」と告げるとき…

							
ってコレ普通の漢字やん!
創ってないやん!もともとあるやん!考え過ぎたッ!
見る目がおかしくなってきてました。
よく見ると、既存の漢字も混じってます。
一瞬考えさせられたのが悔しいです。だんだん、
「最低ゾーン」に入ってゆきますよ〜。
ぜんっぜん、
「濡れる」の方がヤラしいと思うんですけど、
まあ、そうですか。ふーん。
ああ、「処女」ね。
「しってなにかなと思いました。
「ぼのぼの」みたいな。
こういうところにも、製作者たちの
「期待感」が現れているようでほほえましい。
ほんとに、
日常的に使いようの無い漢字ばっかりでてきて
ウンザリしますね。
「どて」なんて、
何年かぶりに聞きましたよ単語として。

女同士でも、
「どて」が話題になることなんかないんじゃ
ないんですか。

それにしても「丘」はおおげさなような。
もう、めんどくさくなってきたので、
完璧に社会的に問題のある創作漢字を一気にみていきましょう。
ほんっと最低。こんな内容がグルリと書かれた湯呑みで、なにを飲めと?
「よろこぶ」って…。「たのしむ」…。

さいてー。ほんと最低。大人なんかキライだ。

…「さがす」はないでしょう。
「漢字考案部」より
「ふりがな創作係」に脱帽だわ。

							
んで女×2は、よーく見ると「レビアン」になってるし。
よくわかってなかったんじゃないですか。
それに、英語のふりがながつく漢字って!めちゃくちゃですよ!!

							
だれなんだ、こんなの考えたのは!
おやぁ…なにか書いてあるぞ…
「エッチ氏選」!!
Hさんが選んだってことね。Hな人、かな。
おいおい、選んだってことは、
これ以下の候補がまだまだあったってこと!?
おそるべし『おんな漢字集』。
それでは最後に、
ここまでお付き合いいただいたみなさんに
衝撃の事実をお見せいたします。

							
それはこの、赤文字部分です。
よくみると…
い、『伊豆下田』!!
しかもその下のハンコ部分は




『観光記念』!!!
なんとこのオゲレツ極まりない最低の食器は、
静岡県下田市のお土産だったのです!!

						

						
さっそく下田市観光協会のHPを
覗いてみましたが、
まったく
そんな雰囲気はありません(当たり前か)。
「H氏は実在するんですか!」
と直接アプローチをかけたいところですが、
「いやぁ…」と露骨に
お茶を濁されそうなのでやめておきました。
しかし下田には、
一度観光で行ってみる価値がありそうです。

					
さて、いかがでした、「最低の食器」。

						
結果から言えば、
単なる「いやげ物」だったわけですが、
これが手に入ったときの
感動に似た絶望をどうしてもお伝えしたくて、
お伝えしたわけです。
しかし「カゴに乗る人担ぐひと、
そのまたワラジを作る人」とは言いますが、
これを企画・立案してデザインをし、
文字を選出して土をコね、
ろくろを回して釜で焼いて絵付けをして
店頭で売り声を上げる、そのすべての行程に
惜しみない拍手を送ろうではありませんか。
憤怒の形相で。

						

最後までおつきあいくださり有り難うございました。

							
この湯呑み、
家宝にするか叩き割るか悩んでます。

							
欲しいとおっしゃる方はご連絡ください。


メールはpost@standtheworld.netまで。

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