そういえばJホラーとか言って、
日本の恐怖映画がけっこう隆盛だ。
ハリウッドでは
恐怖といえばスクリーム(叫ぶ)に直結していて、
どれだけ金髪の美女が恐怖に顔を
歪ませて大声を上げるか、
というところにポイントがある感じではあるが
日本の恐怖感は
「声も出ない」という状況を活写していて、
それが海外でも受け入れられているという。
コワイもの観たさっていうのが
人間にはあるというが、あんまり観たくない。
まず第一に、
「急に、白塗りの人間が
いるはずもない設定のところに
CG合成のチカラワザで飛び出して来たら
びっくりするに決まってるだろう」。
遊園地のお化け屋敷と同じ構図で、
今や生身の人間が脅かすのが主流で、
急に 「ぐわわわー」とか言いながら
飛び出して来られたら、
その仮面がアンパンマンでもびっくりするっちゅうの。
んで機械仕掛けならまだしも、
「なんでお前に脅かされにャならんのだバイトめ」
と怒りも湧いてくる。
急なもの、よくわからないもの、
伝統的に恐いとされているもの、
これらに人は恐怖を覚える。
第二に、
「恐くなかったらどうしよう」だ。 よくあるらしい。
「逆に笑っちゃったよ」などという
ホラー評を聞いたりすると、
それを改めて観て
「いやあ恐いじゃないですか」とは言いにくい。
なんだか、
恐怖映画を笑っちゃったなんて言ってるやつは
イヤぁナ感じで信用できない気もするが、
前評判はウソばかり、
というのは映画でなくてもよくあることだ。
そういうのは、子供ダマシというのだろう。
第三に、
「宣伝目的の“恐怖体験”を出演者が言う」 だ。
俺はこれにむしょうにハラが立つぞ。
「撮影中に、変な物音がした」とか、
「撮影機材に不調があった」とか。
主演女優が「あそこはヤバかった」とか。 あほか。
どうしてもそういう「いわく」が欲しいわけ?
そんなもんに恨みやら祟りやら呪いが
本当に本気で降り掛かるなら、
一般人が映画化館に足を運ぶわけないだろうが。
金とるな(笑)
ウソばっかり言うのはやめていただきたい。
そして、
機材に不調が一度もなかった撮影現場(なんで
いちいち「薩英」になるんだわがPCよ!)と
いうのがあればそれも教えていただきたい。
それって、
「コメディ映画を撮影中に
けっこう笑える事がたくさんあった」
ちゅうのと同じじゃないの?
恐怖映画だけど淡々と撮った、
でも恐いんですよねー、でいいじゃないか。
なにを、霊のチカラを借りようとしてるんだ浅ましい。
ああいうのを、
子供ダマシというのだろう。
気に食わん。 こわいし。