S?M?L? |
||||||||||||
自分がSかMかというのが、 なかなか興味深く決まりずらい問題です。 サイズのハナシですよ。 スモールかミディアムかのハナシです。 「佐渡」とか「魔ぞ」とかいう、 変態行為の分類にまず考えが及ぶという方が、 異常だということを忘れちゃいませんゼみなさん。 子供のころはSならスモール、 Mならミディアムだったはず。 そしてFで混乱していたはず。 「ふ、ふりー!?」 この場合のFREEは多くの人に取って自由でもなんでもなく、 かえって不自由を強いるものだったりする。 わかりやすく大柄な人はそれで、 「俺はLか?いやLLか??」 という悩みがあるんでしょう。 はっきりオマエはLLだろう、と俺らが見て思う ほどの巨漢も 「わたしはXLか?XXLか!?」 と悩んでいるのだろう。 厳密に自分のサイズをいつ何時でも即答出来る人は、 どれくらいいるのだろう。 それも、国によって違う表記を知り尽くしているような 人が。 「アメリカサイズのS。日本サイズだとMです」 なんだよそれ。 統一しろ統一を。 「イタリア製なのでメンズXSがレディースMぐらいです」 もうわからん。ヨーロッパものだとまた違う様子だ。 つまり 「あ、こりゃSだな。ちょっとスモールだナ…」 というのは、 「誰かから見た基準」なわけだ。 アメリカ人からするとスモールだけど、 同じ物を日本民族がみるとミディアム。 完全なる客体として存在するのではないわけだな。 いやちょっと待て。 マクドナルドのポテトやスターバックスのコーヒーもか!? まぁいいや。 とにかく、 「誰かから見て、S」 というような判断の仕方が、 いつまでも通用してていいものかね? ブランドによっても、大きさは違うものらしい。 女性ものの服など、 9号と11号の幅は地球2周ぶんくらいの差がありそうだ。 メーカー側が、女性の見栄を先に処理してくれている。 結局「肩幅が○cm」とか、世界基準で計り直さねばならんのだろう。 そういう 「誰かにはSだけど、違う誰かにはM」 といういきあたりばったりな考え方を、 さっき少しバカにした、 変態が発祥の「サドマゾ」にあてはめてみたりしてね。 「自分は、エス」 などと決めつけて暮らす人生も そこそこにおもしろいかもしれないが、 そんなにパッキリ分かりきれるもんかね自分のアタマが。 サドとマゾというのは天使と悪魔のように、 2つに人格を分類するにはたしかに便利な定規だ。 ある行為やある考えに、 「これはSか?はたまたMか?」の定規を当ててみればすぐに答えが出る。 でも、 そんなものゴッタ煮に混ざり合ってるのが人間だろ? しょせん、 「誰かよりはS、アレよりはM」 って程度のもんじゃないのか? そして人間関係はタテヨコ十文字だから 「アイツにはS、あの人にはM」 って、ほとんど自動操縦で使い分けてるんじゃないか? 自動だから自分じゃわからないだけでね。 統一された完璧な人格が理想ともいえないけれど、 人によって対応を変えるというのを柔軟性と言ったりもするでしょうし。 SかMか。 最近わかったことがある。 「俺はSだ」と答える方が気が楽だ、と(それがすでにSか?) 変態ではない日常の性格分類に、 このSMを持ち込んだのが誰かは知らないが、天才的だな。 それは、 善悪の判断の迷いに天使悪魔を持ち込んだのと 同じくらいにすごい発明だ。 だって、「悪」はじゃあ、悪魔がやらせることなのか。 それなら、その「悪」を排しようとする天使は、 悪魔にとっても「正義」なのか? しょせんは 「誰かにとってジャスティス」という程度でしかない。 サイズも、変態性も善悪も、 死ぬまでパッキリとは決めれないテーマなのかもしれない。 |
||||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||||
![]() |
||||||||||||
|
アーカイブ目次へ戻る
|
TOPへ戻る
|
|||||||||||