空気をを読まんかい
空気を読むのは、本当に難しいです。
空気さえ読めれば、あとはもうひらがなを読めなくても
日本の首都を知らなくてもいいのではないか、
というほどに社会では重要です。
そして、正解というものがない。絶対的な正解はない。

ためしに、想像してみましょう。

大勢が集まった満座の席で、アナタに向かって、
その場で3番目くらいにエラい人が「空気読めよ!」と叫んだと。
全員ピリっとしますよね。アナタに注目が集まります。
そしてそのままそのエラい人が、
「空気読めって!」と、連続で言い続けたら…。どうです、
冷や汗でますね。
「空気読めよ!」と言われるからには、
アナタはなにかとんちんかんな振る舞いをしている可能性があります。
だからこそピリっと緊張もしました。自分では気付かない失態を、
場を乱す原因として正してくれたんですから、感謝すらするべきです。

しかしそれが連続で言われ続けるとなると、
それは「こういう場なんだから、考えてなにかやれよ!」
という意味に変化します。
決して、感謝するべき類いのものではなくなってきます。
一回目の「空気読めよ!」とは、もう、
求められていることが違ってきますよね。
アナタはいわゆるパニックに陥るかもしれません。
物質としての酸素や窒素と違い、空気は千変万化します。
その「空気」は成分も含有量も刻々変化し続けます。
「正解がない」と言われる所以です。
“絶対にどんな時も正しい”というような答えは、ありません。
「空気を読むとは?」という問いがあるならば、
答えのひとつには「気配り」や「黙っておく」や
「テンションを上げる」または「一芸を披露する」「席を外す」
などがあるかもしれません。

しかし恐ろしいのは、
これらの答えが場合によって「その場で一番やってはいけないこと」
になってしまうことです。
その失態の冷たい汗が背中を流れる感じ、わかっていただけると思います。
その為に重要なのはやはり
「自分は空気が読める」と思い込まないことでしょう。
先ほど書いたように、「絶対」などありません。
また、「空気?読めるぜ!」と口に出してしまうような人が、
空気を読めるとは到底思えません。空気を読めるかどうかは、
「空気、読めますか?」という質問に対する答えで、
チェックできるはずです。
vol.1 ツッコミは「みんゴル」である

vol.2 ブームってなんだろ 

vol.3 漫才・コントのどこを観れば良いか

vol.4 ダジャレがおもしろくない理由

vol.5 緊張と緩和?

vol.6 空気を読まんかい

vol.7 M-1グランプリをどう観たか

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