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徳田神也のblog。理詰め&BLUES。

なぜ、憐れむ必要が?『悪魔を憐れむ歌』。

      2017/10/26

悪魔を憐れむ歌 (字幕版)

 

原題は「Fallen」。「堕天使」を表しているんですね。
悪魔を憐れむ歌(「Sympathy for the Devil」)は、「Beggars Banquet」の1曲めですよね。
ローリング・ストーンズ。

ジョン・グッドマンが素晴らしい。
まるでディズニーのキャラクターのようだw
「24シリーズ」のジャックバウワー、キーファーサザーランドのお父さん、ドナルド・サザーランドも出てます。

 

あ、悪魔がいるぞ、どうやら…!ほんとに…!

という、戦慄しかない現象に立ち向かう一人の刑事。「乗り移る」様子が、「そんな感じなら、絶対勝てないじゃないの」っていう恐怖感を増幅させます。でもそれを克服すべきアイデアを編み出し、勝つ…勝ちかける…いや、無理だった…。エンディングでトーンズの「Sympathy for the Devil」が流れ、え、いや、怖いままやないかい…!と、サンバ調のリズムと都会の喧騒が混じり合う。

劇中で出てくるもう一つの曲は、「Time is on my side」

 

この映画、公開は1998年です。

この頃、もう忘れてしまってますけど、「1999年、恐怖の大王が」みたいな風潮は確かにあったし、でも「2000年問題、どうすんの?」的な、未来へ対しての漠然とした不安、も確かにあった気がする。

悪魔が存在する、というのはこの映画では単純に「悪意の顕在化」とは言い切れない部分もあるけれど、たいていは「悪魔vs神」という図式が出てきますよね。「アザゼル」という、堕天使の名が出てきました。乗り移る時、500キュビトしか移動できない、と。「キュビト」は、古代の長さの単位。中指の先からヒジまでが1キュビトだったそうですが、そんなもんヒトによって違うやん、と思いますがだいたい43〜53cmだったんだそうです。おおらか。いや10cmも誤差があったら建造物とか作れないと思うんですけど、たぶん権力者の身体を基準にしてたんでしょうね。出ないと統一できないし。

ヘブライ語の資料には「一呼吸で500キュビト=265m移動する」という記述があることを知るホブズ(デンゼル・ワシントン)。
いや、えらい正確に特徴とらえられて書物に書かれてるんだな堕天使ww

こういうところが「神は全て知ってる」ことの暗示のようで、少しだけ鼻白むところだったりするんですよね、キリスト教系の教義が元になってるお話って。どこかで「キリスト教会が言ってることが結局全て正しい」につながってるようにできているというか、そこをすんなり素直に信じてあげないと話が進まない、というか。

だって、人間に害なす悪魔(堕天使)なんですからそんな記述、書き換えるようなことだってできたはずですし、そこを出し抜かないと、出し抜いた事にならないでしょう。なんでそういう「スペック」だけ、どえらい正確なんだw…どこかで捕獲されて、調査されて、実験・研究されないとそんな数値出てこないだろ…いや、天使軍団(ガブリエルとかミカエルとか)からの神情報かそうかそうですか…。

アザゼルはもともと、人間を監視する役割を持っていたそうです。
それを思うと、悪事、というものが人間の性(さが)として定着しているという、象徴のようにも思える。

周囲に人がいない環境で、ホブズはこの古代からの悪魔を策にはめる。
一命を賭したそれは、見事なものだったんですが結局、凄まじい幸運(?)で悪魔は生き残る。というか、もし成功してたら、本当にああいう感じで死ぬんですかね。

私なら、そういう時のために、常に何か小動物をポケットに入れておく、とかしますかけどね。最初から鳥を連れて歩く、とか。

観てもらえばわかりますが、人間の怖さ、いや「なんでこんな人がいるの?」という、謎なくらい(それは精神疾患を疑いたくなるほど)に酷さを見せる人らが本当にいる現実にぶつかるにつけ、「ほんと、憐れむ歌でも歌いたくなるぜ…」という思いに、耽ってしまいそうになるのであります。

 

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ジョン・グッドマンの最後のところは、もう一回観たいかも。

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