自論構築過程

Valentine’s Dayに寄せて。

投稿日:2017年2月14日 更新日:

これは、アルバム『The Next Day』(2013)に収録されている曲です。
なんだか、バレンタインデーのこと、愛する人、とか愛の告白、とかっていうタイトルのわりに、なんだかPVが怖い、というか。

なんでこんな感じなの?ってずっと思ってたんですが。

「これは銃を乱射する殺人鬼の歌だ」という解釈をされている方がいて、ああ確かに、「Valentine」がその名前だとすると、なんとなくPV後半の狂気じみた雰囲気や、どこだったか、一瞬だけマシンガンのシルエットが壁に移ったり、ギターの弦かと思いきや一瞬弾丸が左から右へ駆け抜けたような演出も、納得できる感じがしてくるのです。

 

いや、ほんとのところはどうなんでしょう。

Valentine’s Day

Valentine told me who’s to go
Feelings he’s treasured most of all
The teachers and the football star
It’s in his tiny face
It’s in his scrawny hand
Valentine told me so
He’s got something to say
It’s Valentine’s Day

The rhythm of the crowd
Teddy and Judy down
Valentine sees it all
He’s got something to say
It’s Valentine’s Day

Valentine told me how he’d feel
If all the world were under his heel
Or stumbling through the mall
It’s in his tiny face
It’s in his scrawny hand
Valentine knows it all
He’s got something to say
It’s Valentine’s Day

Valentine Valentine
Valentine Valentine

It’s in his scrawny hand
It’s in his icy heart
It’s happening today
Valentine Valentine

It’s in his scrawny hand
It’s in his icy heart
It’s happening today
Valentine Valentine

最近精度の向上がめざましいと噂の、Google翻訳に、放り込んでみました。

バレンタインは私に誰が行くべきか教えてくれた
彼はすべてのことの大部分を大切にしています。
教師とサッカーのスター
それは彼の小さな顔にある
それは彼の手の込んだ手にある
バレンタインは私にそう言った
彼は何か言いたいことがある
バレンタインデー

群衆のリズム
テディとジュディダウン
バレンタインはそれをすべて見ます
彼は何か言いたいことがある
バレンタインデー

バレンタインは、彼がどのように感じるか教えてくれました
すべての世界が彼のかかとの下にあれば
またはショッピングモールにつまずく
それは彼の小さな顔にある
それは彼の手の込んだ手にある
バレンタインはそれをすべて知っています
彼は何か言いたいことがある
バレンタインデー

バレンタインバレンタイン
バレンタインバレンタイン

それは彼の手の込んだ手にある
それは彼の氷の心の中にある
今日起きている
バレンタインバレンタイン

それは彼の手の込んだ手にある
それは彼の氷の心の中にある
今日起きている
バレンタインバレンタイン

 

う〜ん、確かに。

Valentine

そういえば、こういう事件がありました。

聖バレンタインデーの悲劇、というやつ。

アル・カポネが当事者の事件です。

聖バレンタインデーの虐殺
https://ja.wikipedia.org/wiki/聖バレンタインデーの虐殺

こういう動画が(1時間半くらいあります)。

ボウイは「★」に新たな意味を加えて、その生涯を閉じました(2016年)。こうして改めて知ってみると、彼は「バレンタイン」という単語にも、新たな意味を加えて、そのリフレインで我々の脳裏に焼き付ける試みをしていたんですね。

 

そしてそれを、あくまで暗示する方法を取る。
死してなお、人の記憶を刷り直し続ける男。

それがDavid Bowie

敬意を表し、バレンタインの夜は、静かにこれを聴きましょう。
My Funny David。

Ella Fitzgeraldの、マイ・ファニー・ヴァレンタイン。

 

※参考
本当は怖い “Valentine’s Day” − David Bowie
https://blowharp.wordpress.com/2014/02/05/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E6%80%96%E3%81%84-valentines-day-%E2%88%92-david-bowie/







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